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なんだかいつもと違う 心地良い、朝の目覚め。




心地良さの正体は、人肌…。

すっぽりと 包むように、私を覆った腕。
目の前に、彼の胸があって…
少し見上げると 彼の寝顔が すぐそばにあって…







「……、//」







朝イチ 目覚めと共に見るには
少し刺激が強い。




昨晩は、お酒とか、雰囲気とか
そういうのも相まって…自然に流れるように
そうなったわけで…
正気の今、戸惑わずにはいられない。








そぉっと寝返りを打ち、
彼の腕から抜け出して
ベッドの下に散らばった服に手を伸ばす…








「ひゃっ、、」


「どこいくの?」







腰に回ってきた腕が
離れた身体を 引き寄せた。





んー、って 吐息とも取れるような
寝起きの低い声で唸り、









「おはよう、」







掠れた声で
後ろから抱きすくめるようにして
耳に唇を寄せてきた。









「お、おはようございます…」


「ん…、」







…恥ずかしいな、、
なんにも着てないし…








「起きないんですか?」


「んー…。」





解放する気配のない、腕。









「今日、お休みだよ。
もうちょっと、ゆっくりしたい。」






モゾモゾ動くから、
髪が首筋にあたって 擽ったい。








「でも、もう
朝ご飯の時間じゃないですかね?」






遅くなったら、健二郎さんが来ちゃう。







「…いいじゃん。
せっかく一緒にいられるんだよ。

もう少し、ここに居て。」







朝から…
この距離で、そういうこと言われると
ドキドキしちゃう…








「昨日、寝るの遅かったから
まだ眠いんだよ。」



「……//」








のそり、と上体を起こしながら、
肩に ”かぷり ”と歯を立てて、私の上に乗っかる 剛典さん…。






寝起きなのに、どうしてこんなに 綺麗なのかしら…









「………眠いんじゃないんですか?」


「…ん、そうだね。」


「でもっ、なんか…なんかちょっとっ!」








なんかっ、手の動きが妖しいですっ!








「昨日、すごく可愛かったから、
余韻が残ってるんだよね。」






そっ、それはっ…!









「いいじゃん。朝から抱かれなよ。」





……っ!!







「…ね、」





首筋を這うように上がってきたキスが
唇を覆う。







「…んっ、」








何度も角度を変えながら
啄ばまれる、口づけに
頭がとろん、としてきた頃…








…コンコン、、








部屋の扉を叩く音が、
私を 現実に引き戻した。

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設定タグ:三代目JSoulBrothers , 岩田剛典 , TETSUYA,土田哲也   
作品ジャンル:恋愛
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smiley(プロフ) - はい!是非!是非!ぐふふな話したいです!!(≧∇≦) (2016年9月29日 6時) (レス) id: 0e3662b721 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - smileyさん» 飲みながらぁー、ぐへへな話しましょ♪(´ε` ) (2016年9月28日 21時) (レス) id: 04bef8cffa (このIDを非表示/違反報告)
smiley(プロフ) - 花さんがそこまで言うなら‥笑 じゃあ!じゃあ!私が未成年のお年じゃなくなったら聞けますか!?笑笑←しつこいやつ。すいやせん、 (2016年9月28日 20時) (レス) id: 0e3662b721 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - smileyさん» お縄になりたくないから止めとくね♪(´ε` )←どんだけw (2016年9月28日 19時) (レス) id: 04bef8cffa (このIDを非表示/違反報告)
smiley(プロフ) - 笑笑 そんなにすごいんですか!!なおさら気になりますよ!!(°_°) (2016年9月28日 15時) (レス) id: 0e3662b721 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年8月28日 21時

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