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真っ白な湯気が モクモクと立ち込める
バスルーム。




鼻の下まで ブクブクと沈んでみたはいいけど…

もう、逆上せる一歩手前だけど…
上がる気になれない。






だって、お風呂を上がったら
哲也が選んだ あの派手な下着を着なくちゃいけないから。







屋敷に帰ってきた哲也は、
本当に、私の持っていた下着を
全て捨ててしまった。






そればかりか、
私の着ている寝間着が、気に入らないと言い…


これまた 哲也が勝手に選んだ
寝間着を手渡され
クローゼットの中の 寝間着まで
処分される始末。









「…こんなの、趣味じゃない。」





鏡に写った私は、とても仏頂面。


今まで着けたことのない色の下着と、
ツルツルした素材のナイトワンピース。







「…つんつるてん、だし。
身体のラインが出て、なんかやらしい。」






…アバズレだと思われたら どうしてくれるのよ。









つんつるてんの ナイトワンピが気に入らない私は、
上からガウンを羽織って、
逆上せ気味で、茹でダコみたいになった 頬っぺたを抑えながら
パウダールームの扉を開けた。






いつの間に帰ってきてたのか、
ソファーで 剛典さんが 寛いでいた。






「おかえりなさい。」


「…ん、ただいま。」









座っていたソファーから
立ち上がり、

チラチラと此方を見ては、
指で唇をツンツンと叩きながら
ちょっとずつ 近寄ってくる。









「あの、…さ、
この間の事…許してくれないかな?

やっぱ、、まだ…ダメかな?」






「………、」





「俺なりに…いろいろ考えてみたんだけど、、
やっぱり、まだ…許してもらえない?」









私より、背が高いのに
上目遣いしてくるなんて、、ズルいな。









「もう、許してます。」


「えっ?」









「気持ちが欲しいって 言った私に、
貴方が、一生懸命 応えてくれようとしてるのが分かったから。」




「本当!?…ありがとう!」







パッと明るくなった表情も、
なんだか子供っぽい仕草も、

可愛いと思っちゃうじゃないですか。









「お風呂に入ってくる♪」


「はい、」








ご機嫌でバスルームに向かった彼は、
扉の前で、振り返って…








「今日、なんだかセクシーだね?」








私を、跳び上がらせた。

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設定タグ:三代目JSoulBrothers , 岩田剛典 , TETSUYA,土田哲也   
作品ジャンル:恋愛
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smiley(プロフ) - はい!是非!是非!ぐふふな話したいです!!(≧∇≦) (2016年9月29日 6時) (レス) id: 0e3662b721 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - smileyさん» 飲みながらぁー、ぐへへな話しましょ♪(´ε` ) (2016年9月28日 21時) (レス) id: 04bef8cffa (このIDを非表示/違反報告)
smiley(プロフ) - 花さんがそこまで言うなら‥笑 じゃあ!じゃあ!私が未成年のお年じゃなくなったら聞けますか!?笑笑←しつこいやつ。すいやせん、 (2016年9月28日 20時) (レス) id: 0e3662b721 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - smileyさん» お縄になりたくないから止めとくね♪(´ε` )←どんだけw (2016年9月28日 19時) (レス) id: 04bef8cffa (このIDを非表示/違反報告)
smiley(プロフ) - 笑笑 そんなにすごいんですか!!なおさら気になりますよ!!(°_°) (2016年9月28日 15時) (レス) id: 0e3662b721 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年8月28日 21時

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