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ページ39









直己さんは、あんな風に言ったけど…
だからと言って、簡単に 許す気持ちになんてなれないし、
気持ちだって 簡単には 切り替えられない。







本当の姿って…なによ。



















「若奥様、少し 宜しいですか?」









ノックと共に、部屋に入ってきた 直己さん。
その傍には…







見知らぬ男性…。









「本日から、若奥様の執事となる者です。
なんなりと、お申し付け下さい。」









執事…?

あぁ…、確か そんなことを言ってたな、、









丁寧にお辞儀をした彼が
スッと顔を上げた。









綺麗な男性(ひと)…。









整った顔立ちと、
色素の薄そうな肌…。


優しそうな、瞳…。









「初めまして。若奥様。
今日から お仕えさせていただきます…

土田 哲也と申します。」







そう言って、微笑んだ顔までも、
端正で、思わず 見惚れてしまう程。









「シドニーから帰ってくる間、
ずっと どんな方なんだろうと、
胸を高鳴らせていたんですよ。」






「……、宜しくお願いします。」









スッと差し出された、綺麗な手。








よろしく、の…握手しましょう、ってことかしら?



重ねるように 合わせた手を取った彼は…









「やっと会えましたね、お姫様。

この哲也に、なんなりと
お申し付け下さいね。」





ニッコリと微笑む。









………おひめさま?







己「…!!」









直己さん…

なんか…、
なんか、ちょっと…アレな気がするんですけど、、







勝手に持ち上げた 手の甲に
キスをしている彼を尻目に、


直己さんに視線を滑らせるも、
直己さんは、口をぽかんと開けたまま
彼に見入っていた。









大丈夫な人、なんですよね?
ちゃんとした人、ですよね?







この家は、無駄にイイ男が多い。





アウトローっぽく見えて、実は 凄く優しい人だったり。

静として護る、強い人間だったり。

賢くて、頼り甲斐のある人だったり。

ちょっと変わってるのに、どこか可愛くて
憎めない人だったり。





しかし、彼はまた…
どの使用人とも 違うタイプの人種らしい。

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設定タグ:三代目JSoulBrothers , 岩田剛典 , TETSUYA,土田哲也   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - はるさん» えー!すごい!嬉しいですー(;_;)ありがとうございます(*´∀`*) (2017年10月30日 0時) (レス) id: 829e430814 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 花さんこんばんは☆4回目読み返そうと思ってます(^^)それほどこのお話は私のどツボで大好きなお話です!続編を想像しながらでは、行ってきます\(^^)/ (2017年10月29日 17時) (レス) id: 8cd26d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
えんぜる*ふれんち(プロフ) - 花さん» うわああああ!!嬉しすぎる!涙 (2016年10月8日 18時) (レス) id: c721eee9bc (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - えんぜる*ふれんちさん» もちろんです(*´∀`*)美味しそうなお名前ですからね(´-`).。oO (2016年10月8日 18時) (レス) id: 7824eede86 (このIDを非表示/違反報告)
えんぜる*ふれんち(プロフ) - 花さん!!覚えてますかね?汗 訳あって、今日アカウントを作り直したんですけど…汗 花さんが覚えていてくれると光栄です!! (2016年10月8日 18時) (レス) id: c721eee9bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年8月8日 21時

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