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あれから、一週間程経った。
剛典さんのことを、あからさまに 避けまくってる私は、彼と一言も喋ってない。








「苦しくないですか?」



「…平気です。」








直己さんは、私の背中で
コルセットのホックを留めながら
鏡越しに 表情を伺う。








この家に嫁げば、
五十嵐グループの嫁として、剛典さんと一緒にパーティーなどの席に、
出席する機会が 沢山ある。







午前中から、呉服屋さんや、
仕立屋さんがみえて
たくさんの反物や、ドレスを 試着させられている。









「少し、お痩せに なられましたか?」








……どうしてわかるんだろう、、

この家に来てから、4キロ程 痩せた。








「…もう少し、
お太りになった方が 宜しいかと。」




「お義姉さんみたいに 細い方が
ドレスも綺麗に 着れるんじゃないでしょうか、、」









「あの方は、線が細いですからね。」



「どうせ、私は 線が太いです。」








ぷくっと 頬を膨らませて、
拗ねてますアピール。









「そういう意味では ございません。
細ければ良い、というものではありません。

人それぞれ、合ったラインというものがあるんですよ。

若奥様は、もう少し ふっくらされた方が
美しくお見えになります。」








マジマジと鏡越しに、私の身体をチェックする直己さん…。








「それに、友梨さんは、すぐに 太る体質ですから、私が 厳しくいかないと。」









直己さん…

私、下着姿を 恋人以外の殿方に 見られるのは
初めてなんですけど、、







恥じらってはいけない、
そんな雰囲気を 醸し出すんですね。









「若奥様…
お身体のメンテナンス、、
おさぼりになってますね。

本来、バストに おありになる肉が、
背中の方に流れてきています。」








……ッ!!








キラリ、直己さんの目が光る。









「明日から、エステ通いをなさいませ。
今ならまだ、修復可能でございます。



そうですねぇ、…バストのトップは、
この辺…もう少し
上に上がった方が お綺麗です。」









………。厳しい、、








背中から肉を引き上げ、
バストを持ち上げる直己さんの手…。






さ、触ってます。直己さん…。









でも…、

直己さんが言うと、
いやらしく聞こえないし、いやらしく感じないのは どうしてなのかしら?

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設定タグ:三代目JSoulBrothers , 岩田剛典 , TETSUYA,土田哲也   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - はるさん» えー!すごい!嬉しいですー(;_;)ありがとうございます(*´∀`*) (2017年10月30日 0時) (レス) id: 829e430814 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 花さんこんばんは☆4回目読み返そうと思ってます(^^)それほどこのお話は私のどツボで大好きなお話です!続編を想像しながらでは、行ってきます\(^^)/ (2017年10月29日 17時) (レス) id: 8cd26d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
えんぜる*ふれんち(プロフ) - 花さん» うわああああ!!嬉しすぎる!涙 (2016年10月8日 18時) (レス) id: c721eee9bc (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - えんぜる*ふれんちさん» もちろんです(*´∀`*)美味しそうなお名前ですからね(´-`).。oO (2016年10月8日 18時) (レス) id: 7824eede86 (このIDを非表示/違反報告)
えんぜる*ふれんち(プロフ) - 花さん!!覚えてますかね?汗 訳あって、今日アカウントを作り直したんですけど…汗 花さんが覚えていてくれると光栄です!! (2016年10月8日 18時) (レス) id: c721eee9bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年8月8日 21時

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