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健「坊ちゃんと 臣なんて、

絶対ダメに決まってるでしょう。



アイツはちょっと 適当な部分がありますからね。

ズボラな坊ちゃんとでは、ますます坊ちゃんが

だらしのない人間になってしまいますからね。




坊ちゃんには、私のようなキッチリした

真面目な執事でないといけません。」









剛「えー。」







健「えー。ではありませんよ!

坊ちゃんは いずれ この『五十嵐』を背負って立つ人間です。

キチンとしていただかなくては、

私は先代に顔向けできません!!」









A「相変わらずね。健二郎。

おかえり。」







ペラペラと小言が煩い 健二郎。









健「ご無沙汰しております。お嬢様。

お変わりありませんか?」








A「ええ。元気よ。」





健二郎は 口煩くて、厳しいけれど、

すごく真面目で、頭の回転が速くて

よく気が利く。




剛典のことを 一番理解してるのも

健二郎だし、

剛典を すごく大事に想ってくれてることも

私は知っている。





そして、文句ばっかり言うわりに、

剛典も健二郎のことを とても

信頼しているのを 私は知っている。








A「ねぇ。たぁくん。

いつまで日本にいられるの?」







剛「5日間くらい。夏休みも しっかり勉強して

早く卒業しようと思って。



日本にいる間は

ずっと姉ちゃんと一緒にいるよー♡」








ぎゅーっと抱きしめられる。

このスキンシップも

アメリカ仕込みなんだろうか?









健「…坊ちゃん。

仲良きことは美しきことですが、

そろそろ お嬢様のことを『姉ちゃん』と

呼ぶのはおやめください。

『姉さん』がよろしいかと。」








剛「……るっさいなー。

人前ではちゃんと『姉さん』って呼ぶよ!





大体ね、いつも言ってるだろ?

俺も20歳過ぎてるんだよ?

『坊ちゃん』って恥ずかしいから

やめてくれない?」








ぷぅっと リスみたいに 頬を膨らました剛典…









健「…でしたら、もっとしっかりした

大人の男になっていただかないと。



坊ちゃんは いつまでたっても頼りなくて、、

私が『剛典様』とお呼びするのは

いつになることやら、、、

私も困っております。」








ヤレヤレといった風に首を振る健二郎。









剛「……………」







口では健二郎に勝てない 剛典は

不貞腐れたように またベッドにゴロンと

身体を預けた。

*花*→←48



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設定タグ:片岡直人 , 三代目JsoulBrothers , NAOTO   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - モンちゃんさん» えー!!ありがとうございます!(*´▽`*)嬉しいなぁー(o´艸`) (2017年1月8日 20時) (レス) id: 4e300b94c6 (このIDを非表示/違反報告)
モンちゃん - もう5回は読み返してます!本当に面白いです!こんな神作品ありがとうございます!!! (2017年1月8日 20時) (レス) id: 9e3f92db11 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はるさん» ありがとうございま〜す(*≧∀≦*) (2016年10月31日 10時) (レス) id: 7824eede86 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 今から2回目読み返しまーす!楽しみで仕方ありません(><) (2016年10月31日 8時) (レス) id: e0948c858b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - よっしいさん» ありがとうございます〜♪(´ε` )読み返し、嬉しいな! (2016年9月19日 14時) (レス) id: 786bbe97ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年10月30日 20時

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