Powder Snow〜お嬢様の恋〜

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NT「Aさん

……………彼が、、、

好きですか？」








A「…は？」






翔さんが パパと話すのに席を外してる間に

突然、直人さんが変なことを言うから

思わず 素っ頓狂な声を出してしまった。






A「…いっ、いえ、、全然っ！！」






全っ然、好きじゃないです。

1ミリたりとも！

私が好きなのは 直人さん、、貴方です。









NT「……そうですか。

貴女が、、直己さん以外に懐いてるのを

見たのが初めてなので。

………そうなのかと思いました。」








A「…懐くだなんて、、」









NT「あ、、すみません。

言葉が悪かったですね？」




いえ、そういう意味では、、、








A「……翔さんは、私のお兄ちゃんの

つもりらしいです。

年も離れてるし、面倒見がいいんです。」







NT「…そうですか。

僕のポジション、

取られちゃいましたかね。笑」







……………。

私は、妹じゃないし、

貴方を兄のように思ったことはないです。




10歳近く年下だと、私は 妹のようにしか

貴方にはうつりませんか？









キュッと噛んだ唇。






A「……私は、直人さんを

兄のように思ったことはないです。」







消えそうな声で 勇気を振り絞った言葉は…







NT「………そうですか、、、」





同じく、小さな声で返ってきた。







どうしたら私を女として 見てくれますか？

もっと大人っぽいお化粧をして、

大人っぽい格好をしたら

貴方の目に映ることができますか？







私は…妹では嫌です。

貴方に愛されてみたい。

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