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A「…ねぇ。エリちゃん。
コッチとコッチ どっちがいい？」
エステから戻ってきた私達。
何を着ていいのかもわからない私に…
E「…どっちもダメ。」
勝手知ったる私の部屋の扉へと進む。
扉を開けた向こうに広がる世界は
女の子なら 誰もが
心をときめかすであろう空間。
毛の長い フカフカのラグに
足を踏み入れると…
細部まで繊細な彫刻が施されたゴールドの大きな鏡が正面に待っている。
壁一面に 所狭しと並べられた 美しい靴たち。
天井から 吊るされた
クリスタルのシャンデリアがキラキラと光る。
部屋の中心に置かれた真っ白なチェストの上に飾られた宝飾品。
その前に置かれた
ボルドーのベルベットのオットマン。
色とりどりのお洋服に囲まれて
幸せな気持ちになる。
私の大好きな空間。
E「いつ見ても
ラグジュアリークローゼットね。
溜息がでちゃう♡」
シャッシャと 私を着飾るためのお洋服を
選ぶエリちゃん。
E「コレにしなよー。
Aっぽい。」
あんなに迷って エリちゃんが選んだのは
濃紺のワンピースだった。
E「大丈夫よ。
男なんて
みんな清楚な女が好きなんだから。」
A「…本当に？
ねぇ。直己…どうかな？」
己「よくお似合いですよ。
きっと、彼も
可愛らしいと思うと思いますよ。」
…そうかな？
弾む気持ちでワンピースに袖を通す。
真っ白だった心が
ほんのりピンクに染まる…
彼の顔を思い出しただけで、
また胸打つ鼓動が いっそう早くなる。
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花(プロフ) - モンちゃんさん» えー！！ありがとうございます！(*´▽｀*)嬉しいなぁー(o´艸`) (2017年1月8日 20時) (
レス) id: 4e300b94c6 (このIDを非表示/違反報告)
モンちゃん - もう5回は読み返してます！本当に面白いです！こんな神作品ありがとうございます！！！ (2017年1月8日 20時) (レス) id: 9e3f92db11 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - はるさん» ありがとうございま〜す(*≧∀≦*) (2016年10月31日 10時) (レス) id: 7824eede86 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 今から２回目読み返しまーす！楽しみで仕方ありません(><) (2016年10月31日 8時) (レス) id: e0948c858b (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - よっしいさん» ありがとうございます〜♪(´ε｀ )読み返し、嬉しいな！ (2016年9月19日 14時) (レス) id: 786bbe97ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花
| 作成日時：2015年10月30日 20時
