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翔「そんな好き?」





ランチが終わっても

直人さん自慢が 終わらない私に

車の中で彼が私に言った。






A「………はい。

一目惚れなんです。

直人さんを見てると、、

ここらへんが 『きゅうー。』って

なるんです。」







翔「…恋、、してんねー?」





窓に肘をついて頭を預けた翔さんが

私の頭を小突く。





『やめてください』と言いながらも

口元が緩んでしまう私。





恥ずかしくなって、

信号待ちで止まった車の外を不意に見たら、、








A「……………」




こんなに人がたくさん歩いてるのに、

どうしてだろう…

私の目は 彼に対するセンサーでもついてるのかな?

否が応でも…見つけてしまった彼の姿。







………見たくなかったかな。






翔「…………」






直人さんの腕に 自分の腕を絡めて

嬉しそうに歩く 彼女と…

直人さんの姿。








翔「……泣く?」





おちゃらけた声とは違う、、

優しい声が届いた。








A「…………」









翔「…泣いてもいいよ。」






泣かないもん。

知ってたことだもん。

見てるだけでいいって、、決めた恋だもん。







翔「…………そんな 好きなら

奪っちゃえば?」








奪う?

……どうやって?








この日。

私は初めて『嫉妬』という感情が

自分の中にもあることを知った。







『羨ましい』

そう思ったことはある。





それじゃない、、

もっと醜い感情。







『妬み』








と同時に、

『彼が欲しい。』

『手に入れたい』と思った。







私の中に 初めて

『独占欲』が芽生える。







醜い私が産まれた。






そして、その感情は

どんどん 私を 支配していく、、、

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設定タグ:片岡直人 , 三代目JsoulBrothers , NAOTO   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - モンちゃんさん» えー!!ありがとうございます!(*´▽`*)嬉しいなぁー(o´艸`) (2017年1月8日 20時) (レス) id: 4e300b94c6 (このIDを非表示/違反報告)
モンちゃん - もう5回は読み返してます!本当に面白いです!こんな神作品ありがとうございます!!! (2017年1月8日 20時) (レス) id: 9e3f92db11 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はるさん» ありがとうございま〜す(*≧∀≦*) (2016年10月31日 10時) (レス) id: 7824eede86 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 今から2回目読み返しまーす!楽しみで仕方ありません(><) (2016年10月31日 8時) (レス) id: e0948c858b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - よっしいさん» ありがとうございます〜♪(´ε` )読み返し、嬉しいな! (2016年9月19日 14時) (レス) id: 786bbe97ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年10月30日 20時

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