検索窓
今日:24 hit、昨日:20 hit、合計:1,072,813 hit

35 ページ35

NT「Aさん」





会社で呼び止められて

あの日以来の直人さんが近づいてきた。







A「…直人さん。

こんにちは。」







NT「こんにちは。

あれから、、どうでしたか?

ずっと気になってて。

社長に叱られませんでしたか?」








小声になった直人さんは

いつもより、、距離が近い。







ドキドキと胸打つ鼓動を悟られまいと、

平然を装うのが大変。







A「大丈夫です。

直人さんの方は大丈夫でしたか?」







実は左遷されます、、

なんてことになってたら。

申し訳なさすぎて、

舌を噛み切る勢いだ。







NT「大丈夫ですよ。」





フニャリと笑う顔を見て、

安堵すると共に、きゅぅ。っと鳴く胸。







「Aちゃん!!」





名前を呼ばれて 目線をやると、

……………直人さんの背後に

屈託のない笑顔で手を振りながら

こっちへ近づいてくる人物。







A「翔さん?

どうして こちらに?」





振り返った直人さんが

翔さんと 私を 交互に見て

驚いた顔をしている。






………当たり前だよね?

破談になったはずのお見合い相手が

馴れ馴れしく会社へ訪れたのだから。







翔「家に行ったら、

今日は会社にいるって言うから…



ランチのお誘いに来た。」








ちょっと…直人さんの前で

変なこと言わないでほしい。






NT「あ、、じゃぁ。

僕はこれで、、、」






何か言いたげな直人さんは

きまづそうに口を開く。





おっしゃりたいことは…わかります。

どうなってるの?ってことですよね?







翔「…よかったら、

貴方もご一緒にいかがですか?」






NT「…いえ。僕は先約がありますので。」





そう言って踵を返して去っていく彼の後姿を

私はずっと見ていた。






もっと…お話したかったです。

せっかく 話しかけていただいたのに、、、

この人のせいで。




ジロリ。と睨みをきかせると、








翔「…なんだよ。

気ぃ気かせて 誘ってあげただろー?

先約あるんだから仕方ないじゃん。」





………直人さんが 好きだという 体で

話は進められている。







翔「アイツだろ?

すぐわかっちゃったー。笑」






A「アイツとか言わないでください。

すごく素敵な人なんです。」







翔「はいはい 笑

飯、いこ。」





マイペースな次男坊に振り回されながらも

直人さんが どれだけ素敵な人なのかを

ランチの間中 彼に懇々と説明する。

36→←34



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (690 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2052人がお気に入り
設定タグ:片岡直人 , 三代目JsoulBrothers , NAOTO   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - モンちゃんさん» えー!!ありがとうございます!(*´▽`*)嬉しいなぁー(o´艸`) (2017年1月8日 20時) (レス) id: 4e300b94c6 (このIDを非表示/違反報告)
モンちゃん - もう5回は読み返してます!本当に面白いです!こんな神作品ありがとうございます!!! (2017年1月8日 20時) (レス) id: 9e3f92db11 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はるさん» ありがとうございま〜す(*≧∀≦*) (2016年10月31日 10時) (レス) id: 7824eede86 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 今から2回目読み返しまーす!楽しみで仕方ありません(><) (2016年10月31日 8時) (レス) id: e0948c858b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - よっしいさん» ありがとうございます〜♪(´ε` )読み返し、嬉しいな! (2016年9月19日 14時) (レス) id: 786bbe97ab (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2015年10月30日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。