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次の日の午後
足早に寄ってきた直己が、
己「Aさん
青柳様が お見えになりました。
…昨日のお見合い相手の。」
A「…えっ？なんで？」
己「わかりません。」
文句、、言いに来たのかな。
当然だよね。
翔「…こんにちは。
お邪魔してます。」
リビングに行くと
昨日見た 彼がニッコリと微笑む。
A「昨日は、、
大変申し訳ございませんでした。」
思いっきり頭を下げた私に、、
翔「…うん。いいよー。」
………？
急に話し方が変わった彼にびっくりして
頭をあげた。
翔「…映画みたいだね。
お見合い相手、かっさらわれるなんて
思ってもみなかったよ。」
慌てて直己を振り返ると、
小さく首を振る、、、
翔「あー。そこの彼がね、Aさんは
体調不良だって言ってたけどね？笑
僕にもね、一応、、、いるんですよ。
『運転手 兼 秘書』が。
彼が、見てました。
貴女を連れて 走り去る男を。」
翔さんは、直己を見てクスクスと笑う。
A「……あのッ、、
申し訳ございませんでした！！
お怒りは重々…」
翔「別に 怒ってないよ？」
………え？
じゃぁ、、、なんで？
翔「…興味が湧いたから。
君にも。
その彼にも。」
……それは、、どういう…？
翔「…昨日、怒られなかったでしょ？
社長に。
それ、俺が根回しした おかげだから。
感謝してよね？」
……俺？
昨日までの、、さっきまでの紳士
どこいった？って聞きたくなるような…
そんな表情が顔に出ていたのか、、
翔「別に、猫被ってたわけじゃないけどね。
でもさ、俺らが仲良くして
デメリットないでしょ？」
…確かに。
お見合いが破談になって険悪ムードになれば、
五十嵐は財界とのパイプもなくなるわけだし、
ウチのグループとの関わりが欲しい
青柳にとってもメリットはない。
翔「…結婚しなくても、
俺らが仲良くして、家同士がイイ関係なら
親的には、万々歳でしょ。
君も親孝行だと思って俺を受け入れてよ。」
……何が目的なの？
翔「Aちゃん…
俺、Aちゃんの兄貴になってあげる。
Aちゃんの恋の相談、受けてあげる。」
頬杖をついて 得意気に笑う 彼がいた。
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花(プロフ) - モンちゃんさん» えー！！ありがとうございます！(*´▽｀*)嬉しいなぁー(o´艸`) (2017年1月8日 20時) (
レス) id: 4e300b94c6 (このIDを非表示/違反報告)
モンちゃん - もう5回は読み返してます！本当に面白いです！こんな神作品ありがとうございます！！！ (2017年1月8日 20時) (レス) id: 9e3f92db11 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - はるさん» ありがとうございま〜す(*≧∀≦*) (2016年10月31日 10時) (レス) id: 7824eede86 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 今から２回目読み返しまーす！楽しみで仕方ありません(><) (2016年10月31日 8時) (レス) id: e0948c858b (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - よっしいさん» ありがとうございます〜♪(´ε｀ )読み返し、嬉しいな！ (2016年9月19日 14時) (レス) id: 786bbe97ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花
| 作成日時：2015年10月30日 20時
