Powder Snow〜お嬢様の恋〜

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……ッ！！／／







NT「すみません。

張り切って 早く着きすぎてしまいました。笑

奥様に伺ったら、お部屋の方にどうぞ…

と言われましたので。」








A「…な、直人さん。

いらっしゃい。

あっ！コーヒーでもお持ちしましょうか？」







子供みたいに

はしゃいでいるところを見られて

恥ずかしくなって

慌てて部屋を出ようとして…








A「ッ…キャッ、、、」









案の定、ドレスの裾を踏んづける、、、









グラリと揺れて

前のめりになった身体を、、、






ふわり。と宙に浮いたみたいに

伸びてきた腕が私を支える。








A「…………ッ／／／」








途端に色濃く香る 彼の匂いに…




お腹に回された腕のたくましさと

その感触に…





頭がクラクラする。









NT「大丈夫ですか？」






上体を起こされて 顔を覗き込まれる。








A「……ッ／／／」









NT「…案外、そそっかしいんですね？笑

可愛いなぁ。笑」






………可愛い。

もぅ。ムリ。

恥ずかしくて死んじゃいそう。



…嬉しくて、、死んじゃいそう。








顔が…あげられない。

きっと私、、今。

りんごみたいになってる。







というより、、近すぎて無理。






両肩に置かれた 彼の手…

全神経が今、

私の肩に集中してるかのごとく熱くなる。






彼の胸あたりに触れている 自分の手が

急に汗ばみ出す。






直己…助けて。


視線を送ったのに、、








己「…コーヒーは 私がお持ちします。」





…全く違う答えが返ってきた。









E「………。

ねぇ。直己さん。

髪、ｱﾀｼがセットしてあげるぅ♡」







己「…いえ。結構です。」






E「…してあげるってばぁ♡」







己「…結構ですって。」







E「…してあげるって言ってんでしょ！！

触らせなさいよッ！！」







ドヤドヤと騒がしく 私の部屋を

出て行った二人…






………二人っきりにしないでよぉ。

き、きまづいじゃない。

何を話せばいいの？

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