恋の音

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Aside



あれ？

なんでお薬が落ちてるの？









…え？

…嘘でしょ？

もしかして、あん時の、、？






A「主任…

たぶん、20分くらい前に

いらした方なんですけど、

お薬落とされて帰られたみたいで…」








主任「えっ！？

嘘でしょ？なんでー？


…とりあえずカルテ見てお電話差し上げて。」









A「はい。わかりました。」








えっと、さっきのカルテは…








これかな？

片岡 直人…

うん、確か片岡さんだったな。








パソコンの中にあるお薬データとも一致する。









プルルルル〜


プルルルル〜









…でないなぁ〜
さっきすごく調子悪そうだったから

そのまま寝ちゃったのかなぁ？

まさか…倒れたりしてないよね？








「あれ？」







フッと目に入った住所は

裏手にあるマンションのもの。







…いやいや、ダメだよ。

届けたりしちゃルール違反だし。

第一住所調べて持って行ったりするなんて

気持ち悪いにきまってる！







薬局から電話いれたし、

薬がないことに気がついたら取りに来るなり

電話なり向こうからしてくるでしょ。









A「主任、電話でられませんでした。

夕方、また もう一度、電話してみます。」









主任「そう。

…わかりました。

早く連絡つくといいわね。

じゃぁ、おねがいね？」

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