恋の音

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啓司「…で？」







NT「…で？って…」



啓司「…その子さぁ〜

結婚してんじゃないの？」









…はぁ！？

驚いた顔をしただろう俺に

啓司さんは続けた。








啓司「…え？考えなかったの？

夜は外出しない。

家族に毎日ご飯をつくって、家事もする。

9時以降は連絡つかない。

朝が早い。




…それって主婦じゃん。」









NT「…だって

彼氏いないって…は言ってはないか。

恋愛とか結婚とかいらないって。」








啓司「旦那はいないって言ってた？」








NT「…いいえ…。」







啓司「それ、、

顔見て一回聞いてみた方がよくない？」









NT「……」








…考えたこともなかった

…結婚してるなんて。








ドクン。



ドクン。






胸が急にさわぎ始める…








確かに啓司さんの言う通り結婚してるなら、

いろいろと納得できる、、、






9時以降は連絡つかないのは

旦那が、9時頃帰ってくるのかもしれない。








…恐くて聞けないよ。

結婚してる、って言われたら

どうしたらいいんだ。







Aのこと、諦めきれるのかな？

その時は諦めなきゃいけないんだよな？







今 さっきまでの、

俺の幸せな時間を返してょ〜啓司さん！！泣

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