恋の音

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A「…今夜は

すごく月が綺麗ですよ。」







沈黙を破ったのは、

彼女の方だった。









NT「…うん。俺も見てたよ。

…Aに見せたいな、、って思ってたよ。」






どう？

ドキッとしてくれた？

俺に、男を感じて欲しくて、

発したセリフ。

いつもと違う呼び方。







ツアーが終わったら、覚悟して？

いつもの、かわいい直人じゃないよ。


そろそろ次のステップに行きたいんだ。


男として意識して…









A「ベランダでね。

久しぶりにビール飲んでたの。」






NT「かぁちゃんの次は、 おっさんか！ 笑」







A「あはは〜

おっさんだぁ〜」







アルコールが入って

少しだけいつもより

フランクにおしゃべりする彼女。


少しだけ酔ってるのかな…？








NT「A…？

…会いたいよ。

… すごく。」








A「………」









A「…月が綺麗だから会いません！」








NT「そこは、

月が綺麗だから会うんじゃないのー？ 笑」









A「…ずっと見ていたいから、、」







NT「じゃぁ。

一緒に見ながら、もう少ししゃべろっか？」









A「…ハイ。」







やっぱり君を困らせたくなくて、

強引に行けなかったね 笑





けど、君との長電話を獲得して

直人はレベルアップしたょ 笑

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