If...Qclass 2

○誘拐3 ページ45

キュウside


キ「も〜皆そろそろ騒ぐのやめて進めようよ〜」

メ/金「はーい…」

カ「進めてるよ？これまとめ終わったから、はい」

キ「えっ、あ、うん、ありがとう」

あんなに騒ぎながらもちゃんと進めてたの⁉

すごい…。

メ/金「憎たらしい…」

カ「何か言った？あ、キュウ、これ多分現場行って確認しなきゃいけないと思うんだけど…」

キ「あ、じゃあリュウに頼もう」

カ「リュウ？」

そういうときょろきょろと周りを見るカズマ。


なるほど。

騒ぎながらデータをまとめていて周りまでは見えてなかったらしい。

他の2人に関しては騒いでいるだけなのに周りも見れてなかったみたいだけど…。

キ「リュウなら現場に行ったよ。3人が騒いでる間に。何かあったら電話してってさ」

完全に沈黙した3人には少し反省していただくとしてリュウに電話をかける。





リ『もしも…』

キ「あ、リュウ？あのね、確認してほしいことがあるんだけど」

リ『……』

キ「ん？リュウ？聞いてる？」

リ『……ガチャンッ！！！！』

キ「わっ、何⁉」

何も言わないリュウを不思議に思っていると、突然大きな音が鳴り反射的に携帯を遠ざける。

メ「どうしたの？」

キ「なんかいきなり大きな音がして…。携帯落としたのかな。……もしもし？リュウ？どうしたの？」

リ『………』

キ「リュウ？あれ、、、リュウーー？」

いくら呼びかけても返事がなく、周りを見ると皆怪訝な顔をしている。

キ「何だろう…。切れないけど何も返事が無い…」

カ「電波が悪いとかじゃなさそうだけど」

さっと調べてくれたカズマは機械の問題ではないと言う。


と、いうことは…。









キ「何かあった…？」

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