140デュラハンちゃんは暴れる ページ50
意識が戻った
私の体には彼女も感じる
何だこの槍........
さっきまで漆黒だったのに純白となり高貴な槍と変わっている
........なるほどな戦女神のか
天啓の光槍
天の教え、天の導きを意味するこの槍はきっと悪を貫いてくれる
貴｢........暫く''私''が世話になったようだが。
これからは本当の意味で二人で一つだ
''大将''青雉
御相手願おう」
青｢そのつもりだ
つーかさっきと雰囲気違うけど
二重人格か何かなの？あ〜、うん、何でもいっか」
青｢''アイスサーベル''」
貴｢........」
氷の槍と光の槍がぶつかり削れた氷がキラキラと舞う
此処が戦場でなければ幻想的な光景だ
私の槍と違い、彼の槍は両端が鋭利になっている
迂闊に近寄れないし、だからといって離れすぎも良くない
押し合いになってもその隙に凍らされたら元も子もない
貴｢........ｯﾊｧｯ！！｣
槍で一突き
もちろん彼は防ごうとする
が、この突きはあくまで油断させるための行為
数秒遅れで斬撃が飛ぶ
青｢........ｯ!あらら
ちょっとこりゃ無いわ、そこ狙ってくるとはな...ｯ」
私が前に着けた腹の傷を狙った
自身の氷で止血してはいるが抉れていることには変わりない
覇気を纏った武器でも死なない青雉、どうやったら大ダメージを与えられるか
剥き出しのそこならばかなり効くだろうと思ったのだ
次々と溢れ彼の足下には血溜まりができる
青｢........マジかよｯ｣
何故この一撃でそこまで？と思うだろう
私の前にジンベエと戦っていたのもあるだろうが
一番の理由はこの槍だ
ロギアだろうと何だろうと当たれば切り裂くこの槍
切られた部分には薄らと光が見える
どうやらそれが修復を遮っているようだ
良いものを手に入れた
かなり有効打になる
それでも向かってくるのは流石としか言えない
アイスボールを砕き、流れのまま槍の石突を鳩尾に入れる
2人の力は手負いの彼には圧倒的だった
幾度となく立ち上がり交える
しかし彼も人間
流れ過ぎた血には抵抗出来ない
青｢........ｸｿｯ！！」
地に伏す青雉
顔は真っ青になりぐったりとしている
赤犬の時のようにまた復活されては困る
より一層輝きを増す槍を振りかぶり＿＿＿＿
貴｢お前のことは嫌いじゃない
だが今は敵だ｣
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ぼん(プロフ) - 桜舞姫・蝶月姫さん» 見ていただきありがとうございます！！ (2019年8月7日 19時) (
レス) id: dea456b82b (このIDを非表示/違反報告)
桜舞姫・蝶月姫(プロフ) - わざわざありがとうございます、別アカウント？から見させてもらいました (2019年8月7日 18時) (レス) id: fcb098628f (このIDを非表示/違反報告)
ぼん(プロフ) - 桜舞姫・蝶月姫さん» 特になにかした訳じゃないんですが何故ですかね.......R18の設定はしていますか？ (2019年8月7日 17時) (レス) id: dea456b82b (このIDを非表示/違反報告)
桜舞姫・蝶月姫(プロフ) - すいません、続編がツクールのサイトで見れなくなっているのてすが、直せませんか？ (2019年8月7日 17時) (レス) id: fcb098628f (このIDを非表示/違反報告)
ぼん(プロフ) - そのさん» コメありがとうございます！！了解しました！次回は深夜更新になりますがよろしくお願いします！ (2019年7月1日 20時) (レス) id: 90b30dc38c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼん | 作成日時：2019年6月28日 13時
