サイボーグの記憶･飲み屋 ページ26
あの日は俺の中将昇格祝いで沢山の人を集め宴会をしていたな
日をまたぐ前に解散となったがその時クザンさんが自分の部下を連れて来た
ク｢ジェノス、ちょっといいか
この後こいつ連れてあと一件行くんだけど良かったら来ないか？」
その時俺は断るのも申し訳なくて着いて行ったんだ
ク｢因みにこいつは俺の部下でスモーカーってんだ｣
ス｢よろしく........お願いします｣
スモーカー敬語無理し過ぎ。笑いそうになった
貴｢俺はジェノスだ
敬語は無理に使わなくてもいい。というか寧ろ使わないでくれ」
ク｢........そういや対等に話せる奴居なかったな｣
ポンと肩に手を置き目を伏せた
これはあれだなドンマイ！って馬鹿にしてるやつだな
その横っ腹に1発入れてやりたくなったが仮にも先輩のため必死に堪えた。
良く我慢したな、俺
因みに俺もクザンさんもスーツだ
スモーカーはシャツを全開に開けてはいるが辛うじて着ていると言える
宴会会場の路地を抜けピンクの街頭が増える道を進んで行く
繁栄した区域
これは前世で言うキャバクラやスナックなどがある場所だ
沢山の客引きの女やボーイが通る人に声をかけている
｢あらクザンさんっ！待ってましたよっ！｣
語尾に音符が着きそうなほどテンションの高い女がクザンさんの腕に絡みつく
........俺ああいうの苦手だ
ちらりと横目でスモーカーを見ると同じく顔を歪めていた
つーか予約してたのかよ。わらわらと中から女が出てきてスモーカーと俺の腕を引いて中へ入っていく
酒を頼み両手に花(?)状態
女 ス 女女 俺 女 ク 女 の並び順
何故予約した本人は1人だけなんだよ
先程からベタベタと引っ付いてくる女が臭い
体臭とかじゃなくて香水な。焼却したろか！と思った
アルコールはそのまま燃料として使えるので嫌いじゃない
此処はクザンさんの奢りということで恨みを込めてタワーを頼んだ
貴｢ドンペリタワーを頼む
会計はクザンさんで｣
｢はぁ〜い♡｣
クザンさんは女に夢中で気付いていない
貴｢なあスモーカー、お前も好きなの頼んだらどうだ
普段は出来ない仕返しのつもりでな」
ス｢........あぁ。それは良いな
おい、この店一高い酒を持ってこい。会計は一緒だ」
目を合わせニヤリと笑い拳をコツンとぶつけた
ク｢え、ちょ、何これ俺知らないんだけど？｣
ス･貴｢｢........ｯﾌ｣｣
ク｢勘弁してくれよお前ェ等........」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 127人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みかんを愛する人間 - めちゃくちゃ面白いです！更新頑張ってください！ (2020年2月19日 16時) (
レス) id: f3f7e57027 (このIDを非表示/違反報告)
ぼん(プロフ) - ララさん» コメありがとうございます！！あ、それオリジナルです！私の作品オリジナル混ざる時あるのです、すみません（￣▽￣;）ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年7月21日 16時) (レス) id: 946fbb074e (このIDを非表示/違反報告)
ララ - 漂流していた少女を助けた海賊って誰ですか？思い出せなくて。もしよろしければ教えてください。それから、これからも再新楽しみにしてます！ (2019年7月21日 15時) (レス) id: dca02369ed (このIDを非表示/違反報告)
ララ - 漂流していた少女を助けた海賊って誰ですか？思い出せなくて。もしよろしければ教えてください。それから、これからも再新楽しみにしてます！ (2019年7月21日 15時) (レス) id: dca02369ed (このIDを非表示/違反報告)
ぼん(プロフ) - 名無しさん» コメありがとうございます！！今から2時間できるだけ更新しますのでお楽しみに！ (2019年7月19日 12時) (レス) id: 946fbb074e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぼん | 作成日時：2019年7月14日 23時
