54デュラハンちゃんはまた1つ自分を知る ページ10
子供風の会話打ちにくいのでひらがな多めから通常に戻します。すみません(--;)
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
一体何がこの少女の好奇心を突き動かすのか........
ミル｢あのね！黒い騎士様はデュラハンっていう妖精さんなんだって
魂とか取ったりするっていう怖い噂もあるけど
本当は優しくて強い愛の騎士様なんだよ！｣
愛の騎士？何の話だ＿＿＿＿
このお話なんだけどね！読んでみて！
そう言って大きなリュックから1冊の絵本を取り出し渡してきた
何が描かれているのだろう
もしかしたらまた何か分かるかもしれない
不安と期待を心に手を進めた
読み終えた私はゆっくりと本を閉じる
子供向けの絵本だから挿絵は多く、ページは少なかったが
一つ一つ新しいことを知っていく私にとってはとても長く感じた
短いながらにとても詳しく書かれていた内容はこうだった
その女は国の為、愛する人の為に戦う騎士だった
幾つもの戦場を愛馬と共に駆け勝利へ導く戦女神
彼女には愛する人が居た
彼は体が弱くあまり外に出られない
他国のと戦争や紛争が相次ぐその国では特に外出なんて出来なかった
だが、彼にも楽しみがあった
週に一度彼女が会いに来てくれること
二人の時間は時代に合わないほど穏やかで幸せそのものだったそうだ
しかし病魔は彼の体を少しずつ、確かに蝕んでいった
だから彼は次の戦が終わったら結婚しようと彼女に伝えた
街の人も国家でさえもその2人のことを祝福した
帰ってきたら国一の大聖堂で挙式を挙げようと....
だが彼女は帰ってこなかった
戦後捜索が始まった
ようやく見つかった、だが＿＿＿＿
彼はそれでも彼女に会いたいと言った
再会
彼は泣き崩れる
＿＿＿＿彼女には首がなかった
泣きながらもそっと近づき
仰向けに置かれた彼女の胸に顔を埋め抱き締める
車椅子にのる彼を抱き締めてくれたときと同じ状況
彼は驚く
首はないけれど命の音がする
ただ単純に嬉しかった、まだ彼女が居ることに
他言はしなかった、悪魔やら死神の伝説があるこの時代で周りに知られれば
今度こそ彼女を失ってしまうと思ったから
自身の部屋に彼女を匿った
国には彼女はもう弔ったと伝えた
数年経ち、隣国との戦争が始まった
きっかけは彼女の首だった＿＿＿＿
55デュラハンちゃんはまた1つ自分を知る(続き)→←53デュラハンちゃんとあの時の少女
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ぼん(プロフ) - Fiaさん» ありがとうございます(´TωT｀)イケメェンな親父ともっとイチャコラさせますはいお楽しみに........笑コメありがとうございます！！ (2019年6月26日 17時) (
レス) id: 90b30dc38c (このIDを非表示/違反報告)
Fia - デュラハンちゃんシリーズ、いつも楽しく見てます！親父がイケメンだァ！と悶えてますwこれからも頑張って下さい！応援してます！ (2019年6月26日 17時) (レス) id: 1fb5e81df9 (このIDを非表示/違反報告)
ぼん(プロフ) - 焔さん» うわぁぁあコメありがとうございます！ですよね！断面キス入れようと思ってました！！どうやって親父のキャラを壊さずにイチャコラさせるか考え中です笑今日もどんどん更新しますのでお楽しみに！ (2019年6月24日 11時) (レス) id: 90b30dc38c (このIDを非表示/違反報告)
焔(プロフ) - 続編おめでとうございます！更新いつも楽しみにしてます(* ´ ▽ ` *)更新頑張ってください！応援してます！q(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ! （勝手な妄想ですが親父はデュちゃんが二人きりで兜被ってない時は首とか断面にキスしたり触ったりしてそう( *´艸｀)ｷｬｯ） (2019年6月24日 10時) (レス) id: 6a9ecef0a1 (このIDを非表示/違反報告)
ぼん(プロフ) - Tsuruさん» ぁぁぁぁあああああああ''すっかり忘れてましたずびばぜん''！修正します！ (2019年6月24日 8時) (レス) id: 90b30dc38c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼん | 作成日時：2019年6月23日 16時
