氷が44 ページ45
暫くして視界が晴れると勝敗がついていた
何も無かったかのように佇む青雉。その視線の先には氷塊にもたれ掛かる轟が居た
多少削れたり崩れている部分もあるが大部分は残っており凄い強度だと実感した
ギリギリ意識はあるものの顔色が悪く目は虚ろだ
青｢ありゃ........やり過ぎたか｣
轟｢負けたのか........｣
青雉の肩を仮りゆっくりとこちらに歩いてくる。少し休めば平気らしく回復を待った
貴｢どうだい？青雉とやってみて何か変わった事とかあるかい｣
轟｢........ああ。氷もそうだが炎も使わねぇと、と思った。もしも左を鍛えていたら勝てたかもしれねぇ｣
青｢どうせ二つも持ってんだから使わない他無ェだろ。今お前ェがしてんのは勿体ねェ事だ｣
貴｢まァ轟にも色々あるんだと思うけどねェ........強くなりたいなら、これから変えていけばいいと思うよ〜｣
わっしらが何か言わなくても我らが主人公緑谷が解決してくれる
それは青雉も分かっているから厳しい事を言う
オ｢それでもここまでの戦いをできるのは誇っていいぞ、轟少年、青雉少年！正直ビビったよ！｣
貴｢わっしもいつかやり合う日が来るんだろうねェ〜｣
青｢お、今からやるか｣
貴｢やめとくよ〜。嫌でもあたるでしょうに｣
仮免試験、雄英潰しの際に必ず青雉とは当たるはず。なら今は力を蓄えとく方が得策だ
轟が''見てぇ''とキラキラした目で見てきたがスルースルー。
青｢俺ァこういうイベントも無ェし、体育祭までの間できる限り教えてやるよ。体育祭で黄猿の腹に一発ぶち込んでやれ」
貴｢酷いねェ｣
轟｢！そうだ、どうやったらいいんだ」
オ｢私も気になる！！｣
ちゃっかりオールマイト先生も混ざりわっしらに効く方法を教えた。強いライバルは居て困らないし、将来のヒーローの戦力向上と考えれば教えない手はない
と言っても存在自体知るものはまずいないだろうし、習得できるかも分からない。だから轟に実験体になってもらおうと思う
青｢あ〜......立ってんの疲れた。説明もめんどくせェから黄猿頼んだわ｣
よっこらせと横になりアイマスクを装着した氷河。寝る気かこいつ
貴｢そうだねェ。まず実物を見てもらった方が早いね。｣
一瞬にして黒く、そして若干黄色がかった腕になる
ギョッとしている二人の反応が面白く、どうせなら実演してみようと思った
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ヴィズ(プロフ) - お話し拝見させて頂きました。ぼんさんのワンピ、ヒロアカへの愛が詰まった作品で自然と笑顔になりました！笑 これからも頑張ってください！応援してマッスル！！！！！！！！！！ (2020年2月29日 23時) (
レス) id: faed2ccaa7 (このIDを非表示/違反報告)
ぼん(プロフ) - 狂犬さん» ひぇ........有り難き！！頑張ります！ (2019年9月10日 17時) (レス) id: 96f8991313 (このIDを非表示/違反報告)
狂犬(プロフ) - いや、面白すぎる…！！いつも、増えた時やった……！！という気持ちになります！！これからも頑張って下さい！ (2019年9月10日 16時) (レス) id: 5579949a16 (このIDを非表示/違反報告)
ぼん(プロフ) - 夜月 零夜さん» コメありがとうございます！！胸熱展開になるように頑張ります！！笑 (2019年9月9日 20時) (レス) id: 96f8991313 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 零夜 - すごく面白かったです！青雉VS黄猿がどんなふうになるのかドキドキしながら待ってます!! (2019年9月9日 20時) (レス) id: 3da7626fa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼん | 作成日時：2019年8月13日 1時
