光が42 ページ43
貴｢オールマイト先生、ちょっと離れた方良さそうですねェ。青雉、ボッコボコにする気満々ですよ〜｣
オ｢ボッコボコ！？血気盛んんん！！｣
わっしらがその場から離れようとした時だった
青｢''
オールマイト先生とわっしはかなり高く飛んで避けたもののあと少し遅ければ凍っていただろう
貸して貰った敷地を一面覆い尽くす氷。所々凹凸があり足場も悪い。急激に冷えた空気が鼻や喉の粘膜を刺激した
オ｢凄い威力だ........こんな氷個性は初めて見たよ｣
貴｢海をも、時に津波をも凍らせる個性。因みに海を凍らせると一週間はもつらしいです」
オ｢一週間！？マジで規格外だな........しかし轟少年がいて良かった。この規模の氷の処理をどうしようかと思っていたんだ｣
シューっと蒸気が上がり一部の氷が溶けていく
その中心には驚いた顔をした轟が見えた
轟｢一瞬でこれだけの氷を........まるで俺の上位互換だ｣
青｢そういや炎もあったっけ........便利だなほんと｣
轟｢？だがこれだけの氷を出したならキャパも近ぇだろ........持久戦になったらまずいんじゃないのか｣
青｢ノーコメントで｣
(正直キャパというキャパを迎えたことがねェんだよ........すまん轟、俺ァ俺そのものが氷だからよ、きっと体力ある限り無限なんだわ)
青｢''アイス
4本の氷の矛が轟へ飛んでいく
ただの細長い棒状の氷ではなく、細かいところまで丁寧に作られた矛はかなり大きい
細かい制御が出来ていない轟にはまだ作ることは出来ないだろう
氷の上を上手く滑り回避するも次々と繰り出される攻撃に息が上がる
轟は炎の個性で体温調節をしている為体温が下がりすぎることは今の所ない。しかし白い息を吐く氷河を見てこのままいけば勝てると思ったのだろう
避けては放ち、氷に足を取られても直ぐに溶かし、それらが1時間を迎える時だった
青｢あァ........そういや氷を使いすぎると体に霜が降りるらしいな........けどまァ俺をそれに当てはめちゃァ終わりだぜ｣
轟｢どういう事だ｣
青｢霜が降りようが何だろうが俺ァ''氷人間''だぜ？意味無ェってんの」
轟｢ﾁｯ...何でもありかよ........！｣
こう話をしている間も攻防は続く。開始から青雉は一歩も動いていない。それだけで差は歴然だった
何処までも追ってくる氷、轟とて炎にも限界がある。ましてや使い慣れていないのだから。
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ヴィズ(プロフ) - お話し拝見させて頂きました。ぼんさんのワンピ、ヒロアカへの愛が詰まった作品で自然と笑顔になりました！笑 これからも頑張ってください！応援してマッスル！！！！！！！！！！ (2020年2月29日 23時) (
レス) id: faed2ccaa7 (このIDを非表示/違反報告)
ぼん(プロフ) - 狂犬さん» ひぇ........有り難き！！頑張ります！ (2019年9月10日 17時) (レス) id: 96f8991313 (このIDを非表示/違反報告)
狂犬(プロフ) - いや、面白すぎる…！！いつも、増えた時やった……！！という気持ちになります！！これからも頑張って下さい！ (2019年9月10日 16時) (レス) id: 5579949a16 (このIDを非表示/違反報告)
ぼん(プロフ) - 夜月 零夜さん» コメありがとうございます！！胸熱展開になるように頑張ります！！笑 (2019年9月9日 20時) (レス) id: 96f8991313 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 零夜 - すごく面白かったです！青雉VS黄猿がどんなふうになるのかドキドキしながら待ってます!! (2019年9月9日 20時) (レス) id: 3da7626fa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼん | 作成日時：2019年8月13日 1時
