光が31 ページ32
ヒーローの心得として、あまりにも殺傷能力の高いものは使えません。
私の創造した物はスタン・グレネード。
しかし従来の物は近くで浴びれば深刻な肉体的損傷を与えてしまう。ですので今回使用したのは先日アメリカのコスチューム制作会社で開発された、最新型のものですわ。
この新型のスタン・グレネードは一種の気化爆弾。
点火すると、プラスチック製の容器の底に16個空けられた直径数ミリの穴から、点火の圧力がアルミニウムの粒子を押し出す。
放出された粒子は、瞬間的に空中に浮かび、直径1.5メートルほどの塵の膜を形成する。それから空気中の酸素と結合しアルミ粒子が発火するというもの。
八｢噴き出された粒子が凄まじい速さで発火、燃焼することにより音響パルスと閃光が生まれる........
常日頃、ありとあらゆるものの情報収集を怠らなかった私と、皆さんの勝ちですわ！！」
''これも、黄猿さんの教えなのですけれどね''
五感を一時的に奪われた敵を、鍛えられた体術で鎮圧する。全ての敵に手錠をかけ、さらにロープで縛る周到さは誰に教え込まれたのだろうか........。
耳｢飯田、ヤオモモ、ナイス！！！｣
上｢ウェイ！？........お、お前ら倒したのかよすげぇな！！｣
八｢飯田さん、助かりましたわ。もしあそこで飯田さんが来ていなければ、今こうしていることは叶いませんでした｣
飯｢いいさ。それより広場の方が騒がしい。一先ず入口まで行き、13号先生と合流し指示を仰ごう！」
一瞬目も開けられないような光が、辺りを覆い尽くした
何度も見た事のある光........やがて光が収まり上を見上げれば''正義''の文字が書かれた白いコートが見えた
八｢黄猿さん........！！！｣
光｢山岳ゾーン.....無事乗り切ったようだねェ。それにしても、まさかここまで来ているとは思わなかったよ。脳無に集中しすぎたねェ........｣
いつもと同じ笑みを浮かべる彼。瞬きをした頃にはもう居なかった
耳｢行くよヤオモモ！！飯田に続こう！｣
八｢........分かりました！！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 425人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヴィズ(プロフ) - お話し拝見させて頂きました。ぼんさんのワンピ、ヒロアカへの愛が詰まった作品で自然と笑顔になりました！笑 これからも頑張ってください！応援してマッスル！！！！！！！！！！ (2020年2月29日 23時) (
レス) id: faed2ccaa7 (このIDを非表示/違反報告)
ぼん(プロフ) - 狂犬さん» ひぇ........有り難き！！頑張ります！ (2019年9月10日 17時) (レス) id: 96f8991313 (このIDを非表示/違反報告)
狂犬(プロフ) - いや、面白すぎる…！！いつも、増えた時やった……！！という気持ちになります！！これからも頑張って下さい！ (2019年9月10日 16時) (レス) id: 5579949a16 (このIDを非表示/違反報告)
ぼん(プロフ) - 夜月 零夜さん» コメありがとうございます！！胸熱展開になるように頑張ります！！笑 (2019年9月9日 20時) (レス) id: 96f8991313 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 零夜 - すごく面白かったです！青雉VS黄猿がどんなふうになるのかドキドキしながら待ってます!! (2019年9月9日 20時) (レス) id: 3da7626fa3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぼん | 作成日時：2019年8月13日 1時
