検索窓
今日:9 hit、昨日:47 hit、合計:155,059 hit

ずるい ページ21

▷目黒side





マネ「へ〜!今日が決戦日か!」

「そうなんすけどね〜ちょっと緊張してきた」

マネ「中学生からの片想いって何か青春」

「いや〜ちょっと拗らせちゃったかもですけど」









ストレッチをしながらマネージャーと雑談。

Aのことを話しすぎて、もはや引かれている。

だけど純粋に応援してくれてて、俺の愚痴(主に嫉妬)も聞いてくれる貴重な存在。









向井「めめ〜!朝なAちゃんに会ってん!」

「俺も会ったけど」

向井「頑張ってって言ってたで!」

「俺も!直接言われてるよ昨日から」









あ〜あの寝起きっぽい感じも可愛いんだよな〜

まるに引っ張られて歩いてる感じも可愛いしな〜








マネ「こら。蓮と康二!ちゃんと準備しなさい」

「うーっす」

向井「あいあいさ!!」








にやにやする顔を引き締める。

試合まであとちょっと。決戦まであとちょっと。






.


.


.







「は?佐久間くんとあべちゃんじゃん」

マネ「渡辺もいるけどね」

「いや何でそこに一緒に座るかね」

マネ「顔怖いよ。ほらタオル」

「あざす。は?佐久間くん距離が近いっ…」

マネ「…すごい顔怖いよ」






観客席に座ってるみんなの姿を見つけて、不満が溢れてくる。

思わず持ってたドリンクボトルを握りしめて、中身が噴き出す。







「っうわ、」

マネ「ちょ!笑」






着たばかりのユニフォームが濡れて、先輩も俺のこと引いた顔で見てて、俺も苦笑い。










「…ちょっと本気モードになりますね」

マネ「いい加減よろしく」








感情が昂りそうだから、もうAの方は見ない。

試合が終わったら、思いっきり抱きつきにいこう。









向井「よっしゃやるでー!」

「うわーちょっと緊張してきた」

向井「めめらしくないやん」










声は大きいくせに手が震えてる康二を見て、一気に自分の緊張はほぐれた。

相手は強豪。勝てば優勝。











「……へ、」








見ない見ないと誓ったけれど、ほんとに少しだけ。

ベンチに戻るときに、ちらっとだけAを見る。











「…まじでそんなのさぁ、ずるいってば…」









別に目が合うわけじゃなかったけど。

手を組んで、一生懸命目をつぶってて。(かわいい)







もうさ、そんなの、ずるすぎだよ。

まじで俺の心臓もたない。








.

世界観→←こっち見て



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (409 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1322人がお気に入り
設定タグ:目黒蓮 , SnowMan
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぴよまる | 作成日時:2021年2月26日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。