好きが過ぎる ページ37
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佐久間くんのキスがどんどん深まるたびに、呼吸が追いつかなくなる。
『んっ、、、、はぁっ、』
「……もっと口開けて」
いつもの、ニコニコしてる佐久間くんじゃない。
顔を包む大きな手も、有無を言わせないこの雰囲気だって。
『…っ、やぁっ、、、』
「あー、まじでかわいい」
首元をひと舐めされてしまえば、一生懸命我慢していた声も大きくなってしまう。
「っはぁ、俺ほんと余裕ない、」
おでこに汗がにじんでて、更に色気が増す佐久間くんに目眩がしそう。
「っ…ばんざいして、」
佐久間くんが私のブラウスに手をかけて、ゆっくりと、私の髪の毛が引っかからないように、脱がせてくれる。
『さくま、っく…ん…っ』
「ちょ、かわいさとえろさが渋滞してる」
『っ、やだやだっ、みないでっ、』
謎の攻防戦を繰り返すこと数秒。
佐久間くんは私の肩に顔をうずめる。
「俺、ちょっと、あせった、」
「突然出てきたイケメンに取られるかと思って」
そんなことないのに、私、すごく佐久間くんのことだいすきなのに、まだ、伝わってないのかな、とほんの少し胸が痛くなる。
「………、俺と付き合って」
ぐん、と顔が近づいてきて、鼻同士がくっつく。
私の顔も、佐久間くんの顔も、赤い。
『……も、ちろん、っ、ひゃっ、あっ、』
「あー、やばいな、これ、」
佐久間くんが手で目元を隠して上を向く。
暗がりでも分かる、佐久間くんの表情。
佐久間くんの手が、私のスカートの中へ入ってくる。体が敏感になっているのか、異常なほど、びくんと反応してしまう。
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ガチャ、と聞こえた音に、思わず佐久間くんに抱きつく。
「っ、うわ、やべっ……！！！」
「誰かきた……！」
資料室だから誰かくるのは予想できたけど、今のこの状況では予想外すぎて。
佐久間くんに思いっきり抱きつくと、佐久間くんは私を軽々と抱き上げて、資料室の奥の方に進む。
「ここで隠れよ」
2人でぴったりとくっついて、足音が去るのを待つ。
すぐ目の前にいる佐久間くんの首に腕を回して、ぎゅっとしてみる。
佐久間くんは目をくりんくりんにして私を見ていて。
「……、ここでおあずけは辛いけど…、続きは帰ってからね」
今日は寝かせないからね、なんて漫画のセリフをさらっと言うから、早く夜になって欲しいと願うばかりだった。
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ぴよまる(プロフ) - たまきさん» たまきさん、素敵な言葉をありがとうございます◎岩本さんのお話は、佐久間さん内でしょうか？それとも別物でしょうか？もしご希望あれば教えてください♪ (2021年2月4日 18時) (
レス) id: c96c855ee5 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - 完結、おめでとうございます！そしてお疲れ様です！とても面白くて、毎回更新されるのが楽しみでした。もしよろしければ、岩本さんのお話も書いていただきたいです！ご検討よろしくお願いします。 (2021年2月4日 11時) (レス) id: bb8fb0fba1 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよまる(プロフ) - りーぬさん» 嬉しいです…ありがとうございます◎番外編などなど、書いていこうかなぁと準備しています♪ (2021年2月1日 20時) (レス) id: c96c855ee5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよまる(プロフ) - 柚さん» ありがとうございます◎どんなお話、シチュエーションをご希望ですかー！？書く準備進めています！ (2021年2月1日 20時) (レス) id: c96c855ee5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよまる(プロフ) - NORIさん» ありがとうございます…！その後はどんなお話が読みたいでしょうか？(^^)書く準備すすめております〜◎ (2021年2月1日 20時) (レス) id: c96c855ee5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよまる
| 作成日時：2021年1月22日 11時
