俺も男だ ページ36
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佐久間「………………」
怖い、横からすごく見られている。というか、睨まれてる…？
深澤「佐久間〜Aちゃん怖がってるから」
『えっ、と、ごめん、何かあったの…？』
佐久間「………ふん！！！！！」
…とてもとても、拗ねていらっしゃる。
深澤「Aちゃん、もっと警戒心持ちなね。かあいいんだから」
佐久間「ふっか近づくな！！！！！」
深澤「代わりに言ってやったんだろうが！！」
……どうしたんだろう佐久間くん。
『佐久間くん…』
佐久間「…………はぁ、ちょっと」
深澤くんを追い出した佐久間くんは、そのまま私の腕を引っ張ってエレベーターに乗り込む。
『さくっ、、、んっ……ふっ、』
「しゃべんな」
エレベーターの中では、がっちり顔をホールドされて、角度を何回も変えてキスをされる。
私と佐久間くんの吐息だけが響いて、何か変な気持ちになる。
「A、」
急に呼び捨て、だなんてずるい。無理だ、佐久間くんの方を向けない。
「……こっち向けって」
『ひゃっ、、、、んっ、』
佐久間くんは資料室に私を押し入れると、そのまま壁際においやる。
「俺めっちゃ怒ってるから」
「逃げようとしたら、まじで何するかわかんないよ」
私の足の間に、佐久間くんの右足が入る。身動きが取れない私を、にやりと笑う佐久間くんが上から見下ろす。
『佐久間く、』
「…何で他の男に連絡先聞かれてるの」
『へっ？それはっ、阿部さんがっ…んっ、ゃあ……っ』
阿部さん、と口にすると、すぐさま唇を塞がれる。佐久間くんのキスが止まらないから、続きは話せない。
『んっ、やぁっ……』
「自分がかわいいの、分かってる？俺以外の男が狙ってんだよ、もういい加減わかれよ」
佐久間くんの吐息を感じるたびに、私の体も熱くなってくる。
ブラウスの下から佐久間くんの手が入ってきて、そっと腰を撫でられる。
思わず体が震えると、佐久間くんがにやりと笑う。
「Aが可愛すぎるのがいけない」
資料室の鍵を閉めて、電気を消す佐久間くん。
近づいてくる足音にドキドキが止まらない。
ネクタイをゆるめる姿がかっこよすぎる。
「………、もう俺我慢できない、今すぐしたい」
ここが会社かどうかは、もういい。
私も佐久間くんを今すぐ感じたい、その感情が脳内を占領していた。
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ぴよまる(プロフ) - たまきさん» たまきさん、素敵な言葉をありがとうございます◎岩本さんのお話は、佐久間さん内でしょうか？それとも別物でしょうか？もしご希望あれば教えてください♪ (2021年2月4日 18時) (
レス) id: c96c855ee5 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - 完結、おめでとうございます！そしてお疲れ様です！とても面白くて、毎回更新されるのが楽しみでした。もしよろしければ、岩本さんのお話も書いていただきたいです！ご検討よろしくお願いします。 (2021年2月4日 11時) (レス) id: bb8fb0fba1 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよまる(プロフ) - りーぬさん» 嬉しいです…ありがとうございます◎番外編などなど、書いていこうかなぁと準備しています♪ (2021年2月1日 20時) (レス) id: c96c855ee5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよまる(プロフ) - 柚さん» ありがとうございます◎どんなお話、シチュエーションをご希望ですかー！？書く準備進めています！ (2021年2月1日 20時) (レス) id: c96c855ee5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよまる(プロフ) - NORIさん» ありがとうございます…！その後はどんなお話が読みたいでしょうか？(^^)書く準備すすめております〜◎ (2021年2月1日 20時) (レス) id: c96c855ee5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよまる
| 作成日時：2021年1月22日 11時
