威嚇しすぎだよ ページ11
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「….あ、こんな時間！」
デートしよ、だなんて。今思い出しても恥ずかしい。同期だけど、２人で飲みに行ったりしたことなんて一度もないと思う。
佐久間くんは外回りに行ったから現地集合ねっていう話になった。
私たちそういえば、お互いの連絡先知らないんだった…
「よし、行こ…」
身だしなみを整えて、化粧も直した。
リップを塗り直して。手首にちょっとだけ香水をつける。
「おつかれさまです」
まだ仕事をしている人たちに挨拶をしてフロアを出る。お店の場所は分かってるけど、佐久間くんの連絡先知らないのって今さらすぎたなぁ。
いまさらどうやって聞けばいいんだろう。
深澤「あれ？Aちゃんじゃん。おつかれ〜」
『深澤くん！今日もおつかれさまです』
深澤「これから佐久間とデートでしょ」
『しっ…！他の人にバレたら…！！！』
深澤「ははっ、佐久間モテるもんね。笑」
エレベーターを降りてロビーを歩く。
ちょっとだけネクタイを緩めて歩く深澤くん。
この人たちって、かなりモテるんだろうなと悟る。だって仕草とか何かもう全部が女の子のツボ押さえてる気がする。
深澤「あ、番犬いる」
『え？』
深澤「ほら見て。めっちゃ怒ってる。笑」
『っ、わ！！ちょっ、、、、！！』
「ふっかに話しかけられないでよ。ふっかと話さないで」
番犬もとい佐久間くんがロビーで待っていてくれた。
外回りから直帰だって言ってたのに。
佐久間「やっぱ迎えにきてよかった。まじでふっか油断ならねぇな」
深澤「ちょっと待って！？俺なんかした！？」
佐久間「表情がもうデロデロだもん。Aちゃんを見る目がえろい」
えろいというならば、それはあなたの方では…？
なんか言えないから２人の掛け合いを見ている。
佐久間「Aちゃん行こ。はやく2人になりたい」
『……うん』
どうしてここまでストレートなんだろう。
そして、どうしてここまで私に構うのだろう。
深澤「ぞっこんじゃねぇか。笑」
おつかれ〜と手を振る深澤くんに、私も手を振り返す。
『いたっ！』
佐久間「だめ！やだ！俺だけ見て！」
私の手を思いっきり降ろして、そのまま私の指を口に咥えてた。
ほんとに、わんちゃんみたい…
ぐるるるるって音が聞こえそうなくらい、深澤くんを睨みつける佐久間くんが、どうしようもなくかわいいと思ってしまった。
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ぴよまる(プロフ) - たまきさん» たまきさん、素敵な言葉をありがとうございます◎岩本さんのお話は、佐久間さん内でしょうか？それとも別物でしょうか？もしご希望あれば教えてください♪ (2021年2月4日 18時) (
レス) id: c96c855ee5 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - 完結、おめでとうございます！そしてお疲れ様です！とても面白くて、毎回更新されるのが楽しみでした。もしよろしければ、岩本さんのお話も書いていただきたいです！ご検討よろしくお願いします。 (2021年2月4日 11時) (レス) id: bb8fb0fba1 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよまる(プロフ) - りーぬさん» 嬉しいです…ありがとうございます◎番外編などなど、書いていこうかなぁと準備しています♪ (2021年2月1日 20時) (レス) id: c96c855ee5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよまる(プロフ) - 柚さん» ありがとうございます◎どんなお話、シチュエーションをご希望ですかー！？書く準備進めています！ (2021年2月1日 20時) (レス) id: c96c855ee5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよまる(プロフ) - NORIさん» ありがとうございます…！その後はどんなお話が読みたいでしょうか？(^^)書く準備すすめております〜◎ (2021年2月1日 20時) (レス) id: c96c855ee5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよまる
| 作成日時：2021年1月22日 11時
