覆面バンド (ページ18)

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今日はお兄が月に何度か家に帰ってくるんだけど、今日はその日

家に帰ってきたらお兄の靴があった

『お兄～～ミンシュガ～～』

また部屋に入るとヘッドホンをしてパソコンで作曲をしているSUGAモードのお兄

ひと通り作曲が終わったのか、ヘッドホンを外したから声をかけた

『お兄、相談があるの』

SG「…うお！？いたのか」

『さっき来た』

SG「そうかで、なに？相談って」

『あのね、今日５人で話し合ってトニスピを私たちが２年生の間に解散することになった』

SG「うん」

『でさ、みんなはアメリカに留学したり日本に留学したり教師になったり進学決めてたりするの

なのに私はなにも決めれてなくて』

SG「うん」

『急に解散が決まっちゃって

そろそろかなとは思ってたんだけどやっぱりそうなると寂しくて、何をしたらいいのかわからなくて

もうどうしたらいいかわかんない…、』

SG「俺も実はそろそろトニスピ解散かなって思ってたんだよ

前にソンウが電話で相談して来たんだ

日本に行くのはソンウだろ？」

『うん、ソンウ』

SG「うん

でさ、お前は何がしたいの？」

『わかんない』

SG「どんな感じのがしたいかとかイメージは？」

そう言われて頭に思い浮かぶのはダンス

そして歌

『…音楽系のことがしたい』

SG「じゃあそれをどうしたいかだ

それを使って就職したい？それとももっと深く学びたい？」

『深く学びたい』

SG「ならそれを学んだあと、学んでる間にその後の進路は決めればいい

まずはそれをどこで学ぶかだ

俺的には国内からでて外で学ぶのもいいと思う

お前に向いてると思うよ

英語圏なら英語の歌詞も書きやすくなるし」

『それ、ナムジにも言われた』

SG「おう、そうか

…アメリカとかどうだ？

俺がツアーに行った時に大学を少し見て来たんだけどいいところあったぞ」

『なんていうところ？』

SG「San Francisco Music Art Academy」

『しらべてみる

ありがと、』

SG「うん

またなんかあったら来い」

そして部屋を出た

さすが兄弟だな

いつも適切なアドバイスをくれて、なにかに導いてくれるのはお兄

感謝してるよ

ありがとう

____

実際にはない大学です