仲間の意義#3 ページ3
“Aちゃんを一緒に連れてってもかまへん？”
この言葉の真意は、誰も分からなかった。ただ、唯一ひとつだけ分かるとするならば、私を必要としていた。ただそれだけ。
コツコツと二人分の足音が鉄筋コンクリートに響き渡った。竹下が留置されているという留置場だ。場内はとても静かで、仮にここで拷.問をするとしても、全く想像が出来ない。したくないのが本音ではあるけれど。
「面会室」と記された部屋に着く。
ここに、竹下がいるのか。そう考えると自然に息苦しくなった。
カチャリと扉が開く。開けたのは警備員だった。オスマン先輩を前に、私は足を踏み入れた。
「こんにちは」
この場には不釣り合いな優しい声で、オスマン先輩は竹下に挨拶をした。睨みを効かせて、もっと険しくなるのかと思いきや、いつも通りのオスマン先輩に少々拍子抜けだ。
「今日ここに来たんは理由があってな」
いつも通りすぎる声色に戸惑いつつ、オスマン先輩は何事もないかのように、竹下の向かいの席に座った。私も急いでオスマン先輩の側に立つ。
「本当やったら、ここで世間話でもするんやろうけど、生憎時間がないんや。勘弁してな」
「……」
「ああ、そんなに睨まんで」
睨む竹下に微笑するオスマン先輩。表情も態度も、目を疑いたくなるほど真逆だった。
「じゃ、単刀直入に言うわ。黒幕は誰や？」
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はるかっちょ(プロフ) - さわこさん» こんにちは！返信が遅くなってしまい申し訳ありません。ずっと待っていただなんて、本当に嬉しいお言葉です……！ありがとうございます！我々探偵社、まだまだ続く予定ですので、これからもぜひよろしくお願いします！コメントありがとうございました(´∀`) (2017年12月20日 7時) (
レス) id: aebaa9b1f4 (このIDを非表示/違反報告)
さわこ - きたあああ！やった！ずっと待ってました！ありがとうございます！ (2017年12月16日 21時) (レス) id: e1331c41ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるかっちょ | 作成日時：2017年12月13日 23時
