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付き合うとか、恋人同士とか、セ フレとか
そんな言葉じゃ言い表せないほどの関係が俺とAだった。
2人ともまともになんか生きられなくて、
社会のレールからはみ出しても誰よりもしぶとく生きたくて、生きるのに必死で今日もだだ一緒にいるだけ。
俺らのコミュニティには俺ら2人だけ。
決して他人なんか要らなくて、そうしてその日暮らしの息をする。
生きるのには金が要るからただ美人局してるってだけ。
別に罪悪感とか思えば最初からなくて今日も昔からの鴨からいっぱい搾り取るために2人で雑居ビルから繰り出した。
「今日はいっぱいくれたね、どうしたんだろ？」
「しーらね、あ、夏だからボーナスとかじゃん？」
思えばそのおじさん
今日はいつも会ってる場所じゃなかったし、様子変だったし、金額もいつもより多かった。
ヤバいかも、って気づいた時には俺は集団に羽交締めにされててその瞬間に「逃げろ！！！！！」ってAに向かって叫んでた。
こういうこともあるだろうからって教えといてマジ良かった。
Aは俺を振り返ることなくヒールを脱ぎ捨てて全力疾走したし、あの子は俺と違って足めーっちゃ速いから逃げ切ってくれた。
安心、安心、って思いながら俺は死ぬほどボッコボコにされて、ぐったりしてきたら車の中に引き摺られていく。
んで、車乗ったら流石に終わりだと思ったから窮鼠猫を噛む的にまあ、暴れて、全速力でダッシュして、人混みに紛れて命からがら必死こいて逃げる。
変装したり反対方向まで電車乗ったり
何とかもう振り切れただろう、着いてこないっしょって安心できたら雑居ビルに戻る。
「……っあ。……ん…やば、おかえり」
俺が死んで帰ってこないと思ったのか
Aは違う男を部屋に呼んでる。
ねえ、何してんの？こっちが死に物狂いで逃したのに。
なんて、
今更言う気はない。
半裸で絡み合う男女に背中を向けて部屋を出れば、
かわいい甘い甘い声がドアの外に漏れた。
「命あるだけましまし、……ちょーましだ」
中の声がどんどん大きくなっていっても
ドアに背をつけてその場から離れなかった。
1回目が終わって2回目に突入しても俺がそこから動かないことをAも知ってる。
あーあ派手に殴りやがって。痛いの何の。
「……Aには俺が居ないといけねーの」
俺にもAがいねーといけねーの。
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kae(プロフ) - 紫陽花さん» 紫陽花様、有難いお言葉感謝です😭怪しい彼氏も読んでいただけたのですね！嬉しい…似ているなんて本当に光栄な限りです。はるのちゃんは永遠に憧れの存在です。好き同士だと似てくるんでしょうか？😂こちらこそ読んでくださってありがとうございます！！ (2022年8月25日 23時) (
レス) id: ae2feaf230 (このIDを非表示/違反報告)
kae(プロフ) - ユッピンさん» ユッピン様〜！嬉しいコメントありがとうございます！実は私もまたさせていただけるなら…と期待しつつ🙏悪女について沢山の捉え方とストーリーをご提供できて楽しく書かせていただきました！ユッピン様の応援あってこそです。これからもよろしくお願いします！ (2022年8月25日 23時) (レス) id: ae2feaf230 (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - 紫陽花さん» 紫陽花様、第1弾の方も読んで下さり有難うございます🙇ぜひ今後ともかえちゃん、そしてはるのの執筆活動を応援して頂けるとすごく嬉しいです☺️またお会いできますように…！！ (2022年8月25日 23時) (レス) id: dbb7f3d4be (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - ユッピンさん» ユッピン様、こちらにも感想を送って下さり有難うございます🙇😂私もコラボを受け入れてくれたかえちゃんには本当に感謝しています😢読んで下さったユッピン様にも、勿論多大なる感謝です🙇いつも素敵なコメントを本当に有難うございます…！ (2022年8月25日 22時) (レス) id: dbb7f3d4be (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - 完結お疲れ様でした。怪しい彼氏に続いて今作も最高でした。共同制作なのに作風が似ていて、とても読みやすくて楽しませていただきました。素敵な作品をありがとうございました。今後もお二方の作品楽しみにしています！ (2022年8月24日 15時) (レス) id: 990636348e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haruno
x他1人 | 作成日時：2022年8月10日 21時
