9 ページ9
リク王｢この国は……ドレスローザはどうなるというのだ｣
貴女｢全て奴の支配下となり悲劇の連鎖となりましょう｣
リク王｢この国は……終わって、しまうのか？｣
貴女｢いいえ、"支配は永遠には続かない"この言葉は以前にもある方々へ言った事があります
この国を支配する者は海賊ですがそこから救おうと奴と戦う者もまた海賊なのです
彼は嘘が下手で裏切る行為など全く頭にない……それでも人の為に仲間のために動ける優しい人…必ずや奴を討ち負の連鎖を止めてくれるでしょう
なのでわたくしは此度の事件、殺されるであろうお人を守りたく｣
リク王｢一体誰が…殺されるというのだ｣
貴女｢あなたの娘である、スカーレット様です｣
リク王｢なぜ……何故だ……！あの子は幸せを掴んだばかりなのだぞ！！｣
貴女｢ええ、存じておりますとも
ですからこうして説得とお願いに参ったのです｣
リク王｢願い？｣
貴女｢事件が終わろうとも奴が討たれるその時まで彼女を我らに保護させて頂きたい！どうか、守ることをお許し願いたい！！
あなたや娘のレベッカ様、旦那様のキュロス様には会えずその上苦しい思いばかりさせてしまいますが…それでも！必ず会えると……平和になったこの国で会えることを約束致します！！｣
リク王｢キミは……何故、そこまで親身になれる…｣
貴女｢……ふふっ｣
リク王｢なんだ、どうかしたのか｣
貴女｢いえ、どこの国に言っても言われることは同じだなと……｣
リク王｢……！｣
貴女｢同じです、どこの国だろうと赤の他人だろうと……大好きなんだ あなた達が
それに人を助けるのに理由が居るとは俺ァ思わねぇ｣
リク王｢……！ははッ それが本当のキミか｣
貴女｢…！ﾌ｣
リク王｢わかった、キミを……Aくんを信じ任せよう…
それにしても、キミは何者だ？｣
貴女｢……！俺はこの世界と異なる者 異世界人さ
だからこの世界にゃ少し詳しい
それと愛おしいんだ 愛は何物にも代えられない、だろ？｣
リク王｢ﾌｯ はははッ 違いないだろうな
この事は他言無用、の方がいいだろうな｣
貴女｢ああ、そしてこれから起こりうる事に目を瞑るしかない……王でありながらその愚行に手を染めるのは心苦しいだろうが、俺達では太刀打ち出来ん。それにただ犬死するだけだ
だけど必ず！助ける！！俺は1人の人間としてあなた個人と約束をしよう……！俺が生きている限りこれは違えない！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 41人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
音無（ねむ）(プロフ) - 何なんですか！？ギャグじゃないんですか！？そう思って読んでたらもう、涙ボロボロですよ！！素敵な作品をありがとうございます！！続き頑張って下さい！！待ってます！！（感涙） (2022年12月3日 20時) (
レス) @page23 id: 4438f972af (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
