ベランダに男児が干されてるんだが、私はどうすればいい！？[OP] (ページ9)

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貴女｢お前ら大人として、いや、人として終わってんなァ｣

友人｢は！？｣

貴女｢この子らの所為でコンキ逃がすだ？
俺は別にそこまで婚期に拘ってねぇし彼氏とかよりもこの子らが傍に居てくれた方が心休まるし

何より、見かけだけで判断するお前みてぇなクソよりこの子らと一緒にいる方が何億倍も俺は幸せだぜ？

それに言ったよなぁ？"遊馬(ゆーま)"。俺の事怒らせるとどうなるか…もっぺんその体に叩き込んでやろうか？あﾞ？｣

後輩(部)｢ｺﾞｸｯぅ、ｳｯｽｽﾝﾏｾﾝｼﾀ｣

貴女｢分かりゃいいんだよ分かりゃ

さ、行こっか｣

ｼｬﾁ･ﾍﾟﾝｷﾞﾝ｢…！｣ｺｸﾝ

友人｢ちょ、ちょっと！｣

後輩｢ちょっと待ってくださいよ〜せーんぱーい！｣

貴女｢まだ用？悪いけど、次また俺の足を止めたら女だろうと容赦はしないぜ？俺ァ優しくねぇからな｣

後輩｢ﾋｯ｣

友人｢わ、かった。ごめん｣

貴女｢ん、じゃまたね。3人とも｣

ﾊﾟﾁﾝと片目を閉じてウインクを飛ばす。もちろん｢もう、話しかけるな追ってきたら分かってるよな？｣の意を込めて

車に乗って家に着いた

車に乗ってる時静かだったな
ペンギンだけでなくシャチでさえもあんなに目ェキラキラさしてたのに…

何か考え詰めてるような……そんな感じがした
マイナスな方向に考え過ぎてないといいけど

家に入るとｷﾞｭｯと抱きつかれた
前に倒れそうになる所を両壁で支えて踏み止まる

貴女｢ど、どうした！？｣

ｽﾝｯｸﾞｽｯと鼻を啜る音や涙の落ちる音がした
ずっと堪えてたのか…

ってか待って？泣かせたのアイツら？私？どっち！？

ｼｬﾁ｢……ｯｸﾞｽｯぉ、おれ、たち……じゃ、じゃま……？｣

貴女｢……！｣

ﾍﾟﾝｷﾞﾝ｢…ｯﾋｯｸﾞｽｯいな、い方が…っ

ケンカ、しな…かった……ｯ？｣

貴女｢も〜ばかだなー！おばかでかわいーんだから！｣

これでもかってくらい抱きしめちゃる！！