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貴女｢……おっと、……待っててくれたの？｣
ｼｬﾁ｢ﾍﾍ うん！｣
貴女｢これ、靴下と靴ね
入りそう？｣
ｼｬﾁ｢おれピッタリ！｣
ﾍﾟﾝｷﾞﾝ｢おれも入った｣
貴女｢それじゃショッピングと参りますか！｣
ガチャリと家の鍵を閉めて外に出て車に乗り込む
でも、今思うと一軒家で良かったかも…
2人のことを考えると、ね…
シートベルトのことを教えて騒いでもいいけど、暴れないこと！と念を押してモールまで走らせる
バイクって線もアリだったけど
2人とも風邪引いてるし飛ばされたりするのも怖いからやめた
私からは全然見えないしね
それにご緩りと外の景色とか堪能出来るでしょ？
モールに着いて、車から出ると2人はピッタリくっ付いたまま離れなかった
ん〜ちょっと考え無し、だったかな…
でも1人だけとか2人だけでも残すのはこの子達からしたら余りにもそれは酷というものだから、したくなかった
手も震えてるし、イヤな汗も出てきてる
これはトラウマを与えてるだけに過ぎないのではないか？
ｼｬﾁ｢ぉ、ねぇ、さ…？｣
貴女｢……！(それでも、必死に手を伸ばしてくれるのは…信じて貰えてるから……なら、私のすべきことは…)｣
ｼｬﾁ｢わっ｣
ﾍﾟﾝｷﾞﾝ｢……！ど、した…の？｣
貴女｢大丈夫、何が合っても守るし傍にいるからね
こうして寄り添っているから、不安なら手なり何なり掴むといいよ、それで2人の不安や恐怖を取り除けるのなら｣
ｼｬﾁ｢……ぅん｣
ﾍﾟﾝｷﾞﾝ｢…ﾝ｣
貴女｢よしよし、でも先ずは
よっと｣
ｼｬﾁ｢わわっ｣
ﾍﾟﾝｷﾞﾝ｢わっ！｣
貴女｢こんだけ近けりゃ私しか見れないでしょ〜よ！どーだ？｣
ｼｬﾁ｢……！うん！｣
ﾍﾟﾝｷﾞﾝ｢……ん｣
右腕にシャチ左腕にペンギンを抱っこして2人を見て聞いてみるとシャチは首に腕を回して抱き着き、ペンギンは胸元辺りの服をｷｭｯと掴む
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作者名：SAKURA | 作成日時：2022年5月9日 2時
