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貴女｢っしょ…っと
はーい、腕上げて〜｣
ﾍﾟﾝｷﾞﾝ｢……ぅ、さむぃ｣
貴女｢ちょっと我慢ね〜｣
ﾍﾟﾝｷﾞﾝ｢……！(ぁ、あったかい…それに……あの人たちとは違う、優しい触り方だ…)｣
貴女｢汗ビショの服着せる訳にも……うーん
やっぱり服ないか見てこようかな？ペンギンくんはこれ羽織っててね！膝掛け毛布で悪いんだけどさ
あ、次はシャチくんね〜。はーい、バンザーイ！｣
ｼｬﾁ｢うぅ〜ﾂﾒﾀ…あ！あったかい！｣
貴女｢そりゃお湯寄りのぬるま湯でやってんだから当たり前さ〜！よし、じゃシャチくんもこれ羽織っといてね｣
服服〜と口にしながら衣服を置いてある部屋へと向かう
私が服を探してる間の2人は…
ｼｬﾁ｢なぁ、ペンギン｣
ﾍﾟﾝｷﾞﾝ｢…ﾝ｣
ｼｬﾁ｢叔父さん達やあの大人達と違って、すっげー優しい人だな…｣
ﾍﾟﾝｷﾞﾝ｢……うん、シャチは気を許してもイイと…思う？｣
ｼｬﾁ｢少なくともあのおねーさんには”イイ”、と…思う
ペンギンは？｣
ﾍﾟﾝｷﾞﾝ｢俺も、あの人と一緒に居たいし居て欲しいって思う……｣
ｼｬﾁ｢……ｼｼ だよな！｣
貴女｢ごめんごめんお待たせ〜！なんとか小さいの見つけれ……
ん？どうかした？｣
ｼｬﾁ｢んーん！｣
ﾍﾟﾝｷﾞﾝ｢なんでもないよ｣
なんかｸｽｯと笑われた気が……ｱｯでも、この子達が笑ったのって初めてかも…
なら……
貴女｢そ？ならいーや
それよりこの服着てみて〜｣
私が出してきたのは分厚いロンＴ袖とかブカブカだけどこれで多少寒さは凌げるよね？ズボンはないので履いてた物を着てもらう
ペンギンくんがグレーよりの白ロンTでシャチくんが青…ってより水色のロンＴかな！
ﾔﾍﾞ今までそこまでだったのにガチで目覚めそう…
ダメダメ！煩悩は消えたまえ！！！
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作者名：SAKURA | 作成日時：2022年5月9日 2時
