ベランダに男児が干されてるんだが、私はどうすればいい！？[OP] (ページ13)

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ﾍﾟﾝｷﾞﾝ｢……！出来た！｣

貴女｢(相変わらず飲み込み早いな〜2人とも

特にシャチくんは手先が器用だから作るのも早いし)｣

シャチ｢俺はもうちょいかな〜｣

ﾍﾟﾝｷﾞﾝ｢おねぇさん、はい｣

貴女｢……ん？｣

ﾍﾟﾝｷﾞﾝ｢……、…っ、ぁ、あ〜…ん……っ｣

貴女｢…！あ〜ん！んﾝﾑｯ

美味し〜！｣

ペンギンが作り食べさせてくれたトリュフに堪能してるとオーブンからﾁﾝｯと音が鳴った

ｼｬﾁ｢できた〜！！｣

貴女｢お、どれどれ〜？私のも出来たっぽいね！｣

ﾍﾟﾝｷﾞﾝ｢これってクッキー？｣

貴女｢そ！はい、2人とも！

あーん｣

ﾍﾟﾝｷﾞﾝ｢……っ！ぁ…ﾝ｣

ｼｬﾁ｢やった！あーん！！うめぇ！それにこのクッキー、ペンギンとシャチじゃん！！ﾊｯ俺らじゃん！｣

貴女｢……ｯﾝﾌｯ

ﾌﾌお気に召したようで何よりだよ｣

この後はトリュフとフォンダンショコラとペンシャチクッキーは仲良く食べました！！

シャチのフォンダンショコラガチ美味いわ
勿論ペンギンも負けてないけど！ケーキ作れるのって凄いなって思うよね〜！

けど、ペンギンもシャチもこのままって訳にはいかないよね

本格的に探さなきゃ…
この子達が居なきゃ……ローもベポも変われないままだもの

そっと彼らの頬を片手で包むとどうかしたかと首を傾げながら問いかけるペンギンとシャチ
ううん。なんでもないよと返答をし手を離してお皿を持つと俺らも手伝うー！と言ってくれた

勿論手伝って貰うことにしたのだが台所に向かおうと足を向けた瞬間強い風が吹いたその直後、ｶﾞﾁｬﾝｯｯｯと大きな音がした

振り返るとペンギンとシャチは居なくて床にあるのは割れた皿のみ

開いた窓からﾋﾞｭｰﾋﾞｭｰと風が吹く
私は驚きを隠せず目を大きく開く。ﾊｯとしリビング、寝室、ベランダと探すが何処にも見当たらず

それでも冷静になれなかった私は外へと飛び出す

そう…鍵もせずに