紅一点は一匹狼でした

# ページ7

涼｢Aちゃん聞いてよ〜｣

｢どうしたの橋本くん｣

涼｢明日卒業式なんだけどさ〜｣

なんで橋本くんだけタメで話してるのかって?

理由は簡単

涼《タメで話さないと俺無視するからね！！！》

と訳分からない理由付けられたから←

｢卒業式がどうしたの｣

涼｢みんなとはなれるの寂しいなって｣

｢そうだね〜｣
｢3年間一緒に過ごして来たんだもんね｣

涼｢それに制服姿のAちゃんと毎日会えなくなる〜｣

｢なにそれ笑｣

涼｢俺Aちゃんの制服姿好きだったんだよね｣
｢瑞稀も好きっぽかったし｣

｢え、そうなの?｣

涼｢聞いてみる?｣

｢いや、いi(｣

涼｢瑞稀〜｣

瑞稀｢なに｣

涼｢Aちゃんの制服姿可愛かったよなー？｣

瑞稀｢は、どこが｣

涼｢え、瑞稀言ってたじゃんかわいi｢ふがっ｣｣

瑞稀｢それ以上言ったら殺す｣

涼｢ご、ごめん｣

｢…?｣

今のはなんのやりとりだ?

夫婦喧嘩でもしてたんだろうか?←

龍斗｢Aちゃーん｣

｢なんでしょう作間くん｣

龍斗｢僕ともタメで喋ってって言ってるじゃん｣

｢えぇでも｣

龍斗｢それにAちゃんの方が歳上でしょ｣

｢え、そうなの?｣

涼｢え、知らなかったの?笑｣

｢うん笑｣
｢作間くん大人っぽいから歳上かと思ってた笑｣

涼｢まじか笑｣

龍斗｢じゃあ今日からタメで話してね｣

｢はいはい｣

今日から作間くんともタメで話さないといけないみたいです←

涼｢ってかさ橋本くんってやめて｣

｢え、なんで｣

涼｢せっかくタメで話してるのに名字呼びは嫌だ｣

｢なにそれ笑｣

涼｢今日から涼くんって呼んでね｣

｢はいはい笑｣

橋本くんはほんとわがまま王子だな笑

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