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気づけば酔いは覚めてて、俺達はお互いの話をしていた










A
「私、2年前からこの世界入ったんだ」









流司
「やっぱ最初はしんどかった?」










A
「んー、お酒は死ぬほど好きだったし接客も慣れれば別にキツくなかったからしんどくはなかったよ」










「でも、たまにこのままでいいのかなって思ったこともあった」










「今まで仲良かった子達のインスタとか見てたら、昼で楽しそうに仕事してて」










「それ見て虚しくなるし。昔は仲良くしてくれてた子達も、私がこの仕事するようになってから偏見持つようになって離れてって」










「正直、お金だけあってもなって思った頃にはもう周りに人がいなくなってて、抜け出せなくなってた」










「だから、可もなく不可もなくって感じだったかな」










そう言ったAはどことなく寂しそうな顔をしてたけど










なんか、自信をもらえた気がした。










A
「流司くんは?なんでホストはじめたの?」










流司
「俺はー、、なんて言うか興味本位で始めた」










A
「へー度胸あるね」










流司
「別に金は困ってなかったし、酒もまあまあだったけど。なんかこっちの方が楽しそうに見えて」










「正直、最初はどうしよって思ったけど別に後悔はしてない」










「今の店でNo.1 獲ってやるって思って頑張ってるよ」










A
「そっか。すごいじゃん流司くん 私も負けないように頑張ろ」










「あ、もうこんな時間じゃん。私戻らなきゃ」










流司
「あ、待って」










A
「ん?どした?」










流司
「もし良ければなんだけどさ、、連絡交換しない?」










A
「あはは、なんでそんな目逸らすの笑 いいよ!連絡交換。スマホ貸して?」










そこから俺達はお互いの相談相手になった






___________





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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2024年1月16日 7時

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