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北人(A)はアンドロイドです本人には(A)は付きません。
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目の前に広がる光景に驚きを隠せなかった
A
「え、、どういう事?」
北人(A)
「A」
声も顔も全くほくちゃんと一緒だった
驚いてしばらく声が出ずにいた
A
「…ほくちゃんなの?」
北人(A)
「そうだよ。けどちょっとだけ違う」
ますます意味がわからなかった
A
「ごめんね、もうちょっとわかりやすく説明してくれる?」
北人(A)
「僕は北人だけど北人じゃない。Aの寂しい思いを埋めるためにここに来た」
A
「どこから来たの?」
ほくちゃんは少し黙って私を見つめた
北人(A)
「それは、言えない」
ほくちゃんはそれ以上何も言わなかった
正直ちょっと怖かったけどそれよりも
気になるって気持ちが大きかった
そしてこの日から、
私とアンドロイドの生活が始まった_____
夢を見た。小さい頃の私とほくちゃんの夢
一緒に公園で走り回る私達とそれを見守るお母さん達
お母さんに会いたいな、ほくちゃんにも…
A
「…ほくちゃん、会いたい」
北人(A)
「ん?どうしたの?」
A
「…え?!」
思わず驚いてベッドから落ちてしまう
私の声に反応して覗き込むほくちゃん
寝ぼけながらも頭が理解に追いついて
そういえばそうだったと昨日のことを思い返す
この状況に慣れるまで時間がかかる予感しかしなかった
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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2024年1月16日 7時