今日:18 hit、昨日:29 hit、合計:9,229 hit
小|中|大
“あなたの大好きな人になります“
訳も分からず、説明書を読み進める
この商品は、アンドロイドです。大切に扱ってください
1.アンドロイドの心臓部分にあなたの大好きな人の写真を入れてください
2.アンドロイドを壁に立てかけて下さい
3.アンドロイドの前に立って、5秒間目を瞑り大好きな人の名前を呟いて下さい
冗談だと思いながらも説明書通りにやってみた
アンドロイドにほくちゃんの写真を入れた
それから壁に立てかけて、目を瞑って5秒間数えた
A
「1、2、3、4、5 … 吉野北人。」
名前を呟いてゆっくり目を開けると
目の前の光景が信じられなかった。
A
「…え、? ほくちゃん、?」
目の前には、私が長年思い続けたほくちゃんがいた
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
2 ページ17
ドアを開けると大きい箱が目の前にあった
A
「え?!」
「ここにサインお願いしまーす」
言われるがままサインをして荷物を受け取った
あまりにも大きすぎて開けるのが怖い
何かを頼んだ記憶もないし、実家からにしては大きすぎる
宛名を見るとどこから送られてきたのかが書かれていない
ますます恐怖が大きくなる。
それでも一応開けてみようとダンボールを倒して開けてみる
中には人の形をしたマネキンの様なものが入っていた
中から出して持ち上げると重すぎて驚いた
他にも、箱の中には説明書も入っていた
説明書を開くと、大きい文字でこう書かれていた
訳も分からず、説明書を読み進める
この商品は、アンドロイドです。大切に扱ってください
1.アンドロイドの心臓部分にあなたの大好きな人の写真を入れてください
2.アンドロイドを壁に立てかけて下さい
3.アンドロイドの前に立って、5秒間目を瞑り大好きな人の名前を呟いて下さい
冗談だと思いながらも説明書通りにやってみた
アンドロイドにほくちゃんの写真を入れた
それから壁に立てかけて、目を瞑って5秒間数えた
A
「1、2、3、4、5 … 吉野北人。」
名前を呟いてゆっくり目を開けると
目の前の光景が信じられなかった。
A
「…え、? ほくちゃん、?」
目の前には、私が長年思い続けたほくちゃんがいた
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
108人がお気に入り
108人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:haRu.s2 | 作成日時:2024年1月16日 7時