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早めに終わって
家に帰る前にりゅうに連絡をした
A今から帰るね
流司お、今日早いな
流司コンビニ行きたいから外で待ってるわ
Aはーい
家の近くまで着いて、りゅうが見えた
A
「りゅう!」
スマホを触って待っていたりゅうが私の声に気づいて
こっちに顔を向けた。笑顔で手を振るりゅうの後ろから
女が近づいていた。
次の瞬間、女が叫びながらりゅうにぶつかった
「死ぬまで担当って言ったよね?結婚とか許せない。アンタだけ幸せになるとか無理だからね?」
手を振っていたはずのりゅうが血を流して倒れた
倒れたりゅうにまた女が刃物を振りかざした
生々しい音に頭が着いていかず
思考停止したまま動けなくなっていた
りゅうを刺して、女は逃げていった
A
「…っりゅ、りゅう!!」
りゅうの元に駆け寄って、りゅうの顔を見た
A
「…っ、嘘、やだ、りゅう、!」
りゅうの血で手が真っ赤になる
流司
「…ごめん、多分無理だわ、ごめんな、、A、愛してる」
それが、りゅうの最後の言葉だった_____
りゅうは助からなかった。最初の刺傷で済んでいたら
助かる見込みがあった。
二度目に刺された傷が致命傷になったそう言われた。
後日、りゅうを刺した女が捕まった
女はりゅうを指名していた客だった
私達の結婚を知って、怒りでりゅうを刺したと供述した。
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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2024年1月16日 7時