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私が引退するまで、幸せだった
家に帰れば必ずりゅうが居て
疲れて帰ってもりゅうが起きててくれる
だから嬉しかった。
A
「起きて待ってなくてもいいのに」
流司
「いいんだよ、体がもう慣れてて寝れないから」
確かに私達みたいな仕事をしてると
昼夜逆転なんて当たり前。
だから休みの日でもこの時間まで起きてることは全然あった
A
「ちょっとづつ慣らしてこうね」
流司
「ん。そうだな 風呂は?」
A
「一緒に入る?」
流司
「そう思ってまだ入ってない」
最近は一緒にお風呂に入ることも増えて
一緒にご飯を食べることも増えた
お風呂に入って、ご飯を食べて一緒に眠りについた。
___________
キャバ嬢1
「愛珠花さん引退までもう半月ですね」
愛珠花
「そうだね」
キャバ嬢2
「寂しくなりますね、引退しても連絡くださいね?」
愛珠花
「絶対するし、遊びとかにも誘うよ」
キャバ嬢2
「絶対ですからね!」
キャバ嬢1
「私は別に寂しくないですけどね!」
キャバ嬢2
「嘘つけ!さっき寂しがってたくせに!」
キャバ嬢1
「もう!言わないでくださいよ!」
愛珠花
「あはは、ちゃんと誘うから待ってて!」
引退まであと半月、この子達と話してると
たまに辞めるのが寂しいと思うことがある
それでも、家に帰ると早くりゅうと一緒になりたい
そう思う。長いようで短い残り半月
幸せになるまでのカウントダウン共に
終わりを告げるカウントも始まっていた。
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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2024年1月16日 7時