違う出会い方だったら

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｢8卓に初回のお客様参りました〜｣





｢初めまして、俊(しゅん)です｣





姫
｢え、かっこいい〜！もう決めた！送りは俊くんにする！｣





｢え？！いいの？｣





姫
｢うん！私ね、他店に本担がいるんだけど〜なんかお店辞めるんだって〜しかもそれ女と結婚するとか噂出ててムカつくんだよね〜｣






｢そっか、それはきついね｣






姫
｢私担当変えるから次来たら俊くん指名するね！｣






｢ありがとう、待ってるね！｣






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ついに、りゅうのラストイベントの日










りゅうの店は大忙しだった










龍輝
｢ちょっと待っててね｣










｢すぐ戻ってきてね〜｣










別の卓に移動してまた別の卓に移動する










｢もう！龍輝遅い！｣










龍輝
｢ごめんね！なに話してたの？｣










ヘルプとの会話の話題を聞いて会話を広げていく










ラストの日という事もあってか










SHININGは龍輝指名の客で溢れていた










ラストイベントは龍輝の過去最高売り上げを叩き出し










No.1 ホスト龍輝はホストを引退した。










家に帰ると、まだりゅうは帰ってきてなくて










眠さが限界で先に眠りについた










それからしばらくして玄関が開いてりゅうが帰ってきた










流司
｢A、帰ったよ｣










A
｢…ん、おかえり、お疲れ様｣










流司
｢ん、ありがと。Aいつまでだっけ｣










A
｢私は来月まで｣










流司
｢もうすぐだな｣










そう言って、りゅうが傍に来て私を抱きしめた










りゅうからはお酒の匂いと










一緒に使っている香水の匂いがした













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