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楓士雄side
楓士雄
｢A？！？どうした！｣
頭が追いつかねえよ、なんでそんな泣いてんだよ
A
｢ごめん、、ほんとに、｣
楓士雄
｢聞くから！どうした？｣
A
｢まどかから手紙もらって、、有剣からの、、｣
楓士雄
｢まだドカと一緒か？今どこだ？｣
A
｢駅の中にあるカフェ、｣
楓士雄
｢わかった、今行く｣
手紙？今更なんだよ、また怖い思いでもしたのか？
もうあいつのことで泣いて欲しくなんてねえよ
楓士雄
｢ハア、ハア、A！ドカ！｣
カフェに着くと、Aが目を赤くしてドカと待ってた
楓士雄
｢どうしたんだよ！ドカ詳しく聞かせてくれ｣
まどか
｢今日、私の後輩の子が手紙を渡してきたの＿＿｣
ドカが説明してくれた
鳳仙の沢村と付き合ってるドカの後輩の子がドカに手紙を渡して
その手紙が小田島からでAがその手紙を読んで泣いてる
頭が追いつかねえよ、頼むからそんな辛い顔するなよA
楓士雄
｢A、大丈夫か？｣
Aは小さく頷いた
楓士雄
｢…A、まだ小田島のこと好きなのか？｣
A
｢…あんなことされたのに、まだ心のどこかで有剣のこと求めちゃってる自分がいて、苦しい｣
なんて言ってやるのが正解か正直わかんねえ
でも、今俺に出来るのはAの背中を押すことくらいだ
楓士雄
｢…A、今ならまだ間に合う。行ってこいよ。｣
まどか
｢…しっかり話し合ってみたらあんたの気も晴れるかもしれない｣
A
｢…うん、ありがとう。行ってくる！｣
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作者名：ｈaＲu.s2 | 作成日時：2023年7月12日 14時
