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小田島
「A?俺もそいつに殴らたんだけど〜なんでそいつだけ?」










A
「楓士雄は何にも悪くないのに。私のせいで巻き込んだから申し訳ないんだよ」










小田島
「俺も痛かったから撫でてよA〜、」










A
「無理」










小田島
「え?」










A
「有剣、別れよ。」










小田島
「…え?なんで?やだよ絶対。」











A
「無理だよもう。」











小田島
「嫌だったならもうしないから。約束するから」











A
「…なら、最初からしないでよそんなこと。私幸せだったのに。」











小田島
「俺がまた幸せにさせるから。別れるとか言うなよA。」











A
「無理だよ。今更そんなこと言うなら、最初から普通に愛してほしかった。ただ普通に愛してくれてるんだって思ってた。」











小田島
「…A」











A
「帰って。二度と私に会いに来ないで。もう有剣の顔も見たくない。」












有剣がもう私を説得する事はなかった












ドアを開け出ていく有剣が見えなくなると一気に足の力が抜けた












足の力が抜けて座りこんだ私に楓士雄達が駆け寄ってくれた












楓士雄
「A!頑張ったな!、?!」












何故か私は泣いていた。勝手に出てくる涙を抑えようと顔を隠す











楓士雄
「A…」











楓士雄は何も言わず背中をさすってくれた












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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2023年7月12日 14時

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