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学校に入るともうみんながいた
A
「みんな早すぎ、おはよ〜」
ジャム男
「おはようございます!Aさん!」
A
「朝から元気いいね、おはよ」
楓士雄
「A!おはよ!髪可愛いな!」
A
「おはよ、ありがと!」
楓士雄はいつも気づいてくれる
ネイルを変えた時も髪色髪型を変えた時も
女の子からしたら嬉しいことを楓士雄はサラッと言ってくれる
これが無意識に言ってるっていうのがおもしろい
無意識だとしても言われると嬉しい
こういう些細なことが私の自己肯定感を高めてくれる
見てて、きっとこのネックレスのことも褒めてくれるから
楓士雄
「お!新しいネックレス?すげえいいじゃん!」
ほらね、楓士雄は私がピアスを替えても気づいてくれるの
A
「可愛いでしょ。気に入ったから買ったの」
楓士雄
「へー!すげえ似合ってる!ん?それイニシャル?」
私と有剣のイニシャルが彫られている部分に目をやる
目が良すぎる、まあまあ距離あるのに見えるなんて
A
「そう、私と有剣でペアネックレスなの、それでイニシャル彫ってもらえるサービスあったから彫ってもらった!」
楓士雄
「そっか、、よかったな!」
一瞬、楓士雄の顔が寂しそうに見えた
勘違いだったのかもしれないけどなんとも言えない表情だった
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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2023年7月12日 14時