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家に帰ってお風呂に入って
2人でソファーに座って映画を見ていた
それから1時間ぐらい経って私と有剣は眠りに落ちた
朝起きるといつも家を出る時間よりだいぶ遅めに起きてしまった
A
「有剣〜、もう9時半だよ〜。大遅刻だ〜。」
小田島
「9時半か〜、今日は休んで2人で家でゴロゴロしよっか」
A
「そうしよっか〜、昨日借りてた映画見てないやつあるからそれ見ようね。でもその前に朝ごはん食べなきゃ」
小田島
「一緒に作ろっか」
それからしばらくして私と有剣は朝ごはんを作って食べた
昨日借りてあった映画がまだ見てないやつがあったから
それを見ることにした
2人で寄り添って映画を見た
この間の有剣との気まずさが嘘のように
私と有剣はいつも通りに戻っていた
私は有剣の胸に顔をうずくめた後、有剣の顔を見た
すると有剣が私を見て呟いた
小田島
「なにしてんの〜可愛い。ねえA?」
A
「なーに」
小田島
「俺の目見て愛してるって言って?」
A
「なにそれ。有剣、愛してるよ」
ちょっとだけ恥ずかしくて顔を隠すために有剣を抱きしめた
小田島
「ん、俺も愛してる。Aと離れたくない」
A
「うん」
私たちは強く抱きしめ合った
有剣を思う気持ちは本当で有剣の傍に居たい気持ちも本当
私はまだまだ子供だから愛がどんなに深いものなのかも
すごく綺麗なものなのかもわからない
どんなに愛を貰っても愛の本当の形を知らない
それが歪んだ愛なのかも私には分からないから
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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2023年7月12日 14時