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楓士雄side







トイレから戻ったら










スマホを見て嬉しそうにしてるAが待っていた











なんかいい事でもあったのかすげー可愛い











俺はAの向かえに座って











楓士雄
「やっぱまずはもんじゃだよな!あいつらまだかな〜」











俺がそう言うとAはなんでか嬉しそうに返事をした











A
「多分もうちょっと待てば来るでしょ!」











Aが笑ってるとすげえ嬉しい











楓士雄
「なんかいい事あったのか!」











俺がそう聞くとAは嬉しそうに応えた











A
「んー?別に大した事じゃないんだけど有剣が帰りに迎えに来てくれるって!」











そっか、迎えに来てくれるから喜んでたのか、











やっぱり小田島のことになるとAはすげーよく笑う











嬉しそうに俺に笑顔を向ける











でもその笑顔の理由は俺じゃないんだよな











楓士雄
「そうか、よかったな!じゃあ帰りは安全ってことだな!」











俺はそうやって応えるしかなかった











Aが幸せなら俺はそれでいいから












Aが立ち上がって壁に貼られた写真を見ていた












その隣に立って俺も写真を見つめた












幼馴染7人とサダばあで撮った写真











俺の隣で笑っているAが写っていた











俺は写真を見ているAを見つめた











もし、小田島より先に











俺がもっと早くこの気持ちを伝えてたら











今の俺とAはどうなってたかな











Aは俺の隣で笑ってくれてたかな












その時、扉がガラガラと開いた











ドアの方を見ると真也と正也だった











正也
「おおー!楓士雄!A!先に着いてたのか!」











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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2023年7月12日 14時

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