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朝、まどかに起こされて私は目を覚ました
まどか
「A!朝だから起きて!」
顔を洗ってリビングまで行くと、すごくいい匂いがした
リビングの机には美味しそうな朝ご飯が並んでいた
A
「おいしそう、、」
まどか
「味噌汁冷めちゃうからほら食べるよ!」
まどかは泊まりに来てくれた時、毎回朝ご飯を作ってくれる
それがすごく美味しくて、朝から気持ちがスッキリした
まどかと一緒に家を出て、学校まで向かった
鬼邪高と清邦は途中で道が分かれるからいつもそこでバイバイする
いつものようにまどかとバイバイをして学校に向かった
学校が見えてきた時、校門にグレーの制服を着た
有剣が待っていた
A
「有剣?どうしたの?」
有剣は私の顔を見るなり走り出して
私に思いっきり抱きついた
小田島
「A、、俺の事好きじゃなくなった?」
きっと昨日の別れ際のことをずっと気にしていたんだろう
珍しく有剣がすごく不安そうな顔をしていた
その顔を見て、私はすごく申し訳なくなってしまった
私は有剣を抱きしめて背中をさすりながら口を開いた
A
「有剣は何も悪くないよ。ただ、最近考え事すること多くて、ちょっと不安定なだけだから。有剣は何も気にしないでいいよ」
小田島
「俺には言いにくいこと?1人で悩むなよ、俺に相談しずらいことならまどかちゃん達にちゃんと相談して、わかった?」
私は静かに頷いた、もう有剣に対しての怖いという思いはなかった
やっぱり考えすぎてただけだった。ごめんね有剣
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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2023年7月12日 14時