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楓士雄side








Aが眠そうにしてたから











咄嗟に膝を貸すと言ったはいいけど











これすげえ恥ずかしい











Aの寝顔が可愛すぎて俺の頭はパンク寸前だった











まつ毛なげえなー、、顔ちっちぇー、、髪サラサラじゃん、、












やべえほんとに大好きだ











目の前にいるのにすぐにでも手が届きそうなのに











届かないんだよな、











いつになったら俺を見てくれるんだよA











俺には、こうやって心の中で問いかけることしかできないんだよな












目の前にいるのに、届かない












そう思ったら心が痛くなった












Aの隣に居れる小田島がすげえ羨ましくて











どんだけその場所を変わってほしいと願ったことか











でも俺にはAをここまで幸せにしてやれることなんてできねえ










俺は所詮、外から2人の後押しをする奴にしかなれねえ











クソみてえにもどかしいこの気持ちを











Aへの気持ちと一緒になくせたら











楽なのにな












そんなことを考えていたらAが寝返りをうって












仰向けになった












仰向けになって気づいた












Aが泣いてること












なんで泣いてんだ?しんどいのか?体調悪いとかじゃねえよな












そんなことを思いながらAの頬を伝う涙を指で拭った













するとAが目を覚ました











A
「楓士雄?」











楓士雄
「大丈夫か?」











A
「あー、大丈夫。ありがとね楓士雄!ちょっと体スッキリした!膝痛くない?」











楓士雄
「お、おう!全然余裕だわ!」












なんで隠すんだよ












やっぱ俺じゃダメなのか











︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2023年7月12日 14時

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