18 ページ18
楓士雄side
Aが眠そうにしてたから
咄嗟に膝を貸すと言ったはいいけど
これすげえ恥ずかしい
Aの寝顔が可愛すぎて俺の頭はパンク寸前だった
まつ毛なげえなー、、顔ちっちぇー、、髪サラサラじゃん、、
やべえほんとに大好きだ
目の前にいるのにすぐにでも手が届きそうなのに
届かないんだよな、
いつになったら俺を見てくれるんだよA
俺には、こうやって心の中で問いかけることしかできないんだよな
目の前にいるのに、届かない
そう思ったら心が痛くなった
Aの隣に居れる小田島がすげえ羨ましくて
どんだけその場所を変わってほしいと願ったことか
でも俺にはAをここまで幸せにしてやれることなんてできねえ
俺は所詮、外から2人の後押しをする奴にしかなれねえ
クソみてえにもどかしいこの気持ちを
Aへの気持ちと一緒になくせたら
楽なのにな
そんなことを考えていたらAが寝返りをうって
仰向けになった
仰向けになって気づいた
Aが泣いてること
なんで泣いてんだ?しんどいのか?体調悪いとかじゃねえよな
そんなことを思いながらAの頬を伝う涙を指で拭った
するとAが目を覚ました
A
「楓士雄?」
楓士雄
「大丈夫か?」
A
「あー、大丈夫。ありがとね楓士雄!ちょっと体スッキリした!膝痛くない?」
楓士雄
「お、おう!全然余裕だわ!」
なんで隠すんだよ
やっぱ俺じゃダメなのか
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
129人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:haRu.s2 | 作成日時:2023年7月12日 14時