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楓士雄
「もーいいから!かーちゃん飯!」
ミキ(母)
「何よ〜いいところだったのに!」
A
「私も手伝いますよ!」
ミキ(母)
「え〜じゃあ手伝ってもらっちゃおうかな〜」
A
「もちろん〜ほら楓士雄もやろ!3人でやったら楽しいよ絶対」
そう言って楓士雄の背中を押しながらキッチンまで向かった
3人で仲良く会話しながらご飯を作って食べた
ちっちゃい頃からこうやって食卓を囲んで
ご飯を食べることが少なかったから
すごく楽しかった
おばさんが夜道に女の子1人は危ないからと
駅まで楓士雄が送ってくれることになった
A
「楽しかった、楓士雄ありがとね誘ってくれて」
楓士雄
「おう!いつでも遊びに来いよ!かーちゃんすげえ楽しそうだったし、Aもすげえ楽しそうでよかったわ!」
A
「なんかすごい昔のこと思い出した、やっぱりおばさんの料理は美味しいね」
楓士雄
「3人で作ったから美味いのもあるかもな!」
そう言って楓士雄はハハハと笑った
駅に着くと、駅の入り口に見覚えのある人が立っていた
A
「あれ?有剣だ」
楓士雄
「あー、迎えに来てくれたのか」
楓士雄は少し悲しそうな顔をした
楓士雄
「じゃーまた明日な!」
A
「あ、うん!また明日」
そう言って私は有剣の方に足を進めた
なんで有剣がいるんだろ
楓士雄の家に遊びに行くとは言ったけど
私楓士雄の住所も何も教えてないのに
なんで最寄り駅にいるの?
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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2023年7月12日 14時