検索窓
今日:19 hit、昨日:77 hit、合計:20,811 hit

7.THE WORST X 後日談 ページ7

小田島
「A〜、ん」









そう言うと有剣がゴムを渡してきた










A
「ん?なーに」









小田島
「髪、結んで」










A
「髪ね、いいよ」










寝起きの有剣はすごく甘えてくる、髪を結んだというのに










私の膝に頭を置き、横になる、そして私のお腹に顔をうずくめてくる











A
「有剣、髪崩れるでしょ」









小田島
「いーの、崩れるとかよりAにくっついてたい」









A
「そっか、でももう出るよ家」










小田島
「え〜、もうちょい一緒にいよ」










A
「だーめ、遅刻するから行くよ」










小田島
「わかった、でも今日の夜は、覚悟しとけ〜」










そう言うと有剣はあくびをしながら玄関に歩いて行った










玄関に行くと有剣が私の名前を呼ぶ









小田島
「A〜」










すると有剣は自分の首を指さして私になにか伝えようとする











私はなんだろと思い、鏡を見る











私の首にはキスマがついていた










A
「これ、いつの間に?」










小田島
「Aが寝てる時」










そう言うと有剣はニコッと笑った










A
「有剣、あんたも鏡見るべきじゃない?」










小田島
「ん?」









有剣が鏡を覗き込む










A
「私が気づいてないとでも思った?今夜、覚悟しといてね」










ニコッと笑い、私は先にドアを開けて外に出た












すると後ろから有剣が追ってくる










小田島
「ねえ〜A〜、これ、みんなに自慢していい?」











そう言いながら有剣は私がつけたキスマを指さした










A
「フフ、好きにしな」










微笑みながらそう言う










毎日、有剣が鬼邪高まで送ってくれる










A
「毎日送ってくれなくてもいいよ」









小田島
「なんで?俺はAとギリギリまでいたいから送ってんの」










A
「そっか、ありがとね、気をつけてね」










そう言い、有剣と解散した










︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

8.THE WORST X 後日談→←6.THE WORST X 後日談



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
72人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:haRu.s2 | 作成日時:2023年6月5日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。