43.THE WORST ORIGINAL ページ43
私は鬼邪高を後にして、有剣と合流してある場所に向かった
“黒崎家”と書かれたお墓の前で有剣と手を合わせる
小田島
「よし、じゃあ行くか〜」
A
「うん、行こっか」
私達はいつものあの場所に向かった
色んなことがあったから最近は全然これてなかった
いつものように川に行くと、轟が待っていた
轟
「行ってこれたか?」
A
「うん、行けた」
3人でいつもの様に何気ない会話をして、ぼーっと釣りをする
またいつもの日々が戻ってきた
今回の件で、私は大切な人を失った
でも、こうやってみんなが一緒にいてくれるから何にも怖くない
私は空を見上げた
空を見上げて私は呟いた
A
「お母さんとお父さん見ててくれるかな」
小田島
「見ててくれるよ、ずっと」
轟
「そうだな」
A
「そうだといいな、お母さん、お父さん、私強く生きるから、だからずっと見守っててね、私の事。見てて、私絶対幸せになるから」
そう言って私は涙を流した
すると隣で有剣が空に向かって叫んだ
小田島
「俺がAのこと幸せにしますから〜」
それを聞いて轟はフッと笑った
私達は、毎日何かと言えば喧嘩をする
でもこうやって仲間に支えられて私達は今を生きている
だから皆も強く、真っ直ぐに自分らしく生きてね
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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2023年6月5日 2時